アイコンの作成
私が最初にしたことは「アイコンの作成」です。
「アイコン」とは、SNSやクラウドソーシングサイトのプロフィール画面に表示される画像のことです。
仕事用で使うアイコンは「自分の顔の画像」にしようと、最初から決めていました。
ライターの顔がわかる方が、発注主の信用を得られると思ったからです。
とはいえ、自分の顔写真を使うことには抵抗があったので、似顔絵のイラストをアイコンに使うことにしました。
そして、せっかく作るなら、イラストが上手なクリエイターさんにお願いしたいと思い、ココナラ(※2)でアイコン作成を依頼しました。
※2:ココナラとは、オンライン上で個人のスキルを売り買いできるサービスのこと
アイコン作成サービスを出品している方とダイレクトメッセージでやり取りをして、イメージ通りのアイコンを作ってもらいました。費用は1500円ほどでした。
こちらが実際に作成したアイコンです。
プロフィールの作成
次に準備したことは、プロフィールの作成です。
プロフィールの作成も、発注主に「自分がどんな人物か」知ってもらうために必要な準備です。
わたしは、プロフィールの作成にnote(※3)を活用しました。
※3:noteとは、クリエイターが文章などを投稿できるメディアプラットフォームのこと。
プロフィールには、以下の項目を記載しました。
・自己紹介
・経歴(職務経験)
・保有資格
・執筆実績
・仕事の稼働時間
・基本の料金
・連絡先
介護・福祉系の案件を獲得したかったので、経歴や保有資格は、とくに詳しく記載しました。
たとえば、ケアマネジャー、介護福祉士、社会福祉士などの保有資格や介護老人保健施設で働いた経験などです。
また、執筆実績は記載するものがなかったため、自分で書いた「仕事の経験談」の記事を実績として掲載しました。
noteにプロフィールを公開すると、なんとすぐにメールで仕事の依頼がありました。
発注主は「介護の資格を持つライター」を探していたようで、わたしのnoteのプロフィールを見て「この人に仕事を依頼しよう」と思ったそうです。
プロフィールに保有資格や経歴などを詳細に記載しておくと、仕事につながることを実感しました。
X(Twitter)アカウントの作成
X(Twitter)のアカウントも作成しました。
X(Twitter)では、Webライターに仕事を依頼したい人が「#ライター募集」と投稿してWebライターを探しています。
わたしが、X(Twitter)から仕事を獲得するために工夫したことは、「アカウント名」と「プロフィール欄」の書き方です。
発注主が、どのような人物が応募してきたのかを一目で把握できるように、アカウント名は「名前+資格」としました。プロフィール欄には、資格のほかに経歴や自分ができる仕事内容を記載しました。
さらに、わたしのプロフィールが多くの人の目に留まるように、X(Twitter)のプロフィール欄にnoteのリンクを貼り付けたり、「固定ポスト(ツイート)」機能を使って、プロフィールを一番上に表示したりしました。
こちらがわたしのX(Twitter)の画面です。
このような工夫が実を結び、X(Twitter)から応募した案件に採用されたり、ダイレクトメール(DM)から仕事のオファーがあったりと、いくつかの仕事を獲得することができました。
ちなみに、わたしがX(Twitter)で介護・福祉系記事の案件を探す際には「#ライター募集 介護」「#ライター募集 福祉」と検索しています。
クラウドソーシングサイトへ登録
次に行ったことは、クラウドソーシングサイトへの登録です。
クラウドソーシングサイトには、初心者向けの案件がたくさんあるので、未経験でも仕事を獲得しやすいのではないかと思いました。
まず登録したクラウドソーシングサイトは「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2つです。
しかし、どちらも介護・福祉系案件が少ないと感じたので、登録するクラウドソーシングサイトを増やして案件を探しました。
追加で登録したのは、ママワークス、シュフティ、かくたま、サクラサクワークス、ミライトマッチなどです。
これらのサイトを毎日チェックして、介護・福祉系案件があれば即応募していきました。また、介護・福祉系案件以外にも、初心者向けで、自分が書けそうなジャンルの案件があれば応募しました。
介護・福祉系の案件だけに絞らなかったのは、案件数が少ないと言う理由もありましたが、記事を書くことや発注主とのやり取りに早く慣れたいと思ったからです。
初心者向けの案件だったので報酬が高いわけではありませんでしたが、数をこなすことで仕事に慣れていくことができました。
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今回は、Webライターの仕事を獲得するための準備について、中谷ミホさんにお話を伺いました
プロフィールやSNSのアカウントは、発注主に自分がどんな人物か伝えるための工夫も必要なのですね。たしかに、どんなことを得意としているライターなのかが分かれば、発注主は安心して仕事を任せられますよね。
特定のジャンルでWebライターの仕事を得たい場合は、中谷さんのように、経歴や持っている資格など自身の強みをアピールすると、仕事につながるチャンスが増えそうです。
▶プロフィール
中谷ミホ
40代からフリーランスのWebライターに。介護業界で働いた経験を活かし、介護や福祉の特化ライターとして活躍中。
文=YY