要注意! 食べられる野生のキノコが一転、毒キノコに認定される事案が発生

#食   
食用できるキノコは、じつはそれほど多くありません。


8月から10月にかけて、スギなどの針葉樹に生えるスギヒラタケ。この扇形の白いキノコは栽培こそされていませんが、食用のキノコとして北国を中心に、自生したものが食べられていました。

しかし平成16年以降、そのキノコが原因と思われる食中毒が確認され始めます。そして平成29年9月5日、農林水産省はサイト上で「スギヒラタケを食べないように」というアナウンスを始めました。

 

食用だったキノコが一転、毒キノコに!?


スギヒラタケによる食中毒は当初、腎臓の機能が低下している人に起こる、限定的なものと考えられていました。しかしその後に、健康な人が食べても死亡する事例が確認されたのです。スギヒラタケを食べると、急性脳症という意識障害やけいれんを起こす可能性があります。現在調査が進められていますが、いまだに安全は確認されていないそうです。

【写真を見る】野生のキノコを、安易に口にしてはいけません。


 

野生のキノコを口にするのは厳禁


そもそも野生のキノコを食べること自体が、とても危険なことです。今年も8月にオオシロカラカサタケ、9月にツキヨタケを採って食中毒になったことがニュースになりました。これらはスギヒラタケとは違い、以前から周知されていた毒キノコです。それでも事故が起きたのは、知識のない一般人が摂取したのが原因です。

キノコに限らずどんな食材でも、野生の物を口にするのは危険がともないます。メーカーやその道のプロが責任をもって栽培・販売をしている食品を購入し、安全においしくいただきましょう。

 

【関連レシピ】きのこのマリネ


手早く作れる、簡単でおいしいキノコレシピです。

【関連レシピ】きのこのマリネ


<材料>(2人分)

しめじ…1パック

えのきたけ…1袋

レモン…1/2個

万能ねぎの小口切り…少々

固形スープの素…1/2個

<作り方>

1.しめじは小房に分けて石づきを除く。えのきたけは根元を落とし、長さを半分に切ってほぐす。

2.アルミホイルで包んでフライパンで蒸し焼きにする。

3.固形スープの素1/2個分(小さじ1/2)を砕いてかけ、レモン1/2個を薄切り2~3枚を残して汁を絞る。器に盛ってレモンを飾り、万能ねぎの小口切りを散らす。

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