「後で考えればいいや」はキケン! 人生100年時代を生き抜くために気をつけたいこと

#くらし   

今や“人生100年”の長生き時代。親世代を見て「老後は何とかなりそう」と思っている人は、老後ビンボー予備軍! ありがちなキケンなカン違い、あなたもしてませんか?

 

ありがちカン違い


【今は子どものお金で手いっぱい! 老後資金は、将来年収がもう少し増えてから貯めよう】

今は子育てで手いっぱいでも老後資金は貯めておく必要がありそう


●手取りは目減りし、教育費もアップ。貯蓄は待ったなしです

残念ながらこの先手取りが増えるとは限らない時代です。社会保険料が重くなり、子どもの教育費もどんどん高額に。たとえ給料が上がった40歳ごろから貯め始めても、それが年間40万円程度では60歳まで貯めてもおよそ800万円。半分は子どもの大学費用に消えてしまいます。貯め始めるのは待ったなし、「今でしょ!」ですよ。

【表を見る】年収500万円の会社員が使えるお金(実質可処分所得)の試算


 

【住宅ローンは退職金を使って完済すればいいよね】

退職金にあまり期待しすぎないほうがよさそう


●60歳時のローンはいくら? 退職金はいくら?

家を買うときに営業マンにそういわれたまま信じていませんか? 60歳のときに住宅ローンがいくら残り、退職金がいくらもらえるか、今はっきり分かっている人はまずいません。いくらあるか分からない借金を、いくらもらえるか分からない退職金で返すというのは無謀な話。退職金に期待し過ぎない計画を。

教育費に住宅ローン…出ていくお金はたくさんあっても、将来入ってくるお金がどれくらいか分からなければ、安心していられないということですね。

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Information

教えてくれたのは:深田晶恵さん
ファイナンシャル・プランナー。生活設計塾クルー取締役。個人向けマネー相談を行なうほか、セミナー講師やメディア出演などで活躍。『定年までにやるべき「お金」のこと』『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』(ダイヤモンド社)など著書も多数。

イラスト=村田エリー 編集協力=松崎のり子

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