「見えないところは手を抜く」洗濯物のワザ スマホひとつで暮らしたい(8)【連載】

#くらし   

キャッシュレス時代に対応するべく、すべてをスマホ1つで管理できる仕組みを作ると、お金の管理がラクになり、結果として自然とお金が貯まっていきます。

半年間のアメリカ生活で、最小限の「もの」で暮らす快適さと、キャッシュレスの便利さを知った『スマホひとつで暮らしたい』(KADOKAWA)の著者。帰国後にミニマリストを目指して実践した数々のアイデアを抜粋して、8回連載でご紹介します。今回は第8回目です。

洗濯物はたたまない


我が家では、洗濯物はたたみません。

下着、肌着、靴下、パジャマは洗濯して取り込んだあと、「たたまずに」脱衣所のカゴにポイポイ入れるだけ。お風呂上がりにパッと取り出して使うので、きれいにたたむ必要がないからです。

ポイ入れでも、種類ごとにカゴを分けているから大丈夫。

「見えないところは手を抜く」。これ、時短家事の鉄則です。

夫のワイシャツや私のトップス類は、洗濯後ハンガーにかけて干し、乾いたらそのハンガーのままクローゼットにしまう方式にしているので、これまた、たたむ必要なし。

夫がノーアイロンシャツを愛用しているので、私はアイロンがけと無縁です。家でガシガシ洗濯して、ハンガーに干すだけでも、シワはほぼありません。

ふたりとも帰りが遅いので、洗濯物は室内干しです。家の中に室内干しコーナーを常設すると、洗濯がとてもスムーズになります。

私が愛用しているのは「突っ張り式の物干しポール」。洋室の窓際、カーテンレールの内側と床にポールを突っ張り、ポールから出ているバーの穴にハンガー類を引っかけるタイプのものです。

採用した理由は、カーテンに隠れる、壁を傷つけない、の2点。バーが折りたためるので、使用しないときは存在感を消すことができます。

室内干しと、ポイポイ収納のおかげで、最近いいことがありました。私が晩ごはんのしたくをしてる間に、夫が自主的に洗濯物をしまってくれるようになったんです。室内干し=洗濯物が見える、ポイポイ収納=しまう場所がわかる、からでしょうか。夫はきれいにたたんでいますけど。

そのほかにも、洗濯を時短&効率化するワザをいろいろ駆使しているので、紹介します。

靴下の「ペア探し」を省いて時短


靴下の色や柄が合うものを探してペアにして、ひとまとめにくるっとするのは面倒な作業です。我が家では、夫のビジネスソックスと私のパンプス用ソックスをそれぞれすべて同じデザインと色にして、その作業をなくしました。洗濯物を取り込んだら、脱衣所にある靴下ボックスにポイポイ入れるだけです。

型崩れしない、ニットのハンガーかけテク


洋服はすべてハンガーにかけてクローゼットに収納していて、ニット類も同じです。といっても、ニット専用の滑らないハンガーを使っているわけではなく、洗濯物を干すのと同じアルミ製のハンガーです。「型崩れしないの?」と驚かれますが、そこは肩が伸びないようにかけ方をアレコレ考えて、編み出したのが次の方法です。折り(かけ)ジワも気になりませんよ。

飯島彩香さんがアメリカ生活で培った「ミニマル」生活のアイディアをご紹介! 型崩れしない、ニットのハンガーかけテク


▶型崩れしないニットのかけ方

【画像を見る】まずはニットを半分にたたむ。


1、ニットを半分にたたむ。

ハンガーの衣類をかける部分をニットの上に置き、わきの下部分からハンガーのネック部分(物干しざおなどに引っかける所)だけが出るようにする。

裾を、ハンガーのネックから続いている斜め部分にかけてパタンと折り、下の直線部分にくぐらせる。


2、裾を、ハンガーのネックから続いている斜め部分にかけてパタンと折り、下の直線部分にくぐらせる。

袖も同様に、ハンガーのネックから続いている斜め部分にかけてパタンと折り、下の直線部分にくぐらせる。


3、袖も同様に、ハンガーのネックから続いている斜め部分にかけてパタンと折り、下の直線部分にくぐらせる。

※男性用のニットは大きいので、胴部分をハンガーの中に入れず、折っただけでもOKです。

著=飯島彩香/「スマホひとつで暮らしたい」(KADOKAWA)

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『スマホひとつで暮らしたい』
半年間のアメリカ生活で、最小限の「もの」で暮らす快適さと、キャッシュレスの便利さを知った著者が、帰国後に見にまりストを目指して実践した数々のアイデアを紹介。モノを手放す&片付けると、気持ちに余裕が生まれて、目に見えないお金の流れやサービスの整理整頓もできるようになり、便利で快適な暮らしが手に入ります。新元号を迎える新しい時代にぴったりの身軽な域多々暮らし方を提案します。
▼単行本情報Kindle版

■著者:飯島彩香
整理収納アドバイザー。東京都内のマンションで夫とふたりで暮らすフルタイム共働きの妻。小学生のころからの、筋金入りの片付け好き。アメリカでの半年間の暮らしがきっかけで、ミニマリストに目覚める。
▶Instagram:@aya.jima


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