ショック! 実は寝室はカビだらけの危険が!? 今、知っておきたい賢いカビ対策

#くらし 
ジメジメした湿気がユーウツな梅雨は、もうすぐそこ

そろそろ梅雨にシーズンイン。家の中がジメジメしたり、洗濯物が乾きにくくなったり、何かと憂鬱ですよね。

特に気になるのが、カビの発生。浴室などの水まわりをしっかり掃除しなくちゃ!と思いがちですが、実は家の中には他にもカビ対策が必要な場所があることをご存じですか?

なんと、「寝室」です。
1日の中で過ごす時間が多い寝室。カビが生えることで健康への被害が懸念される場所なのだそう。

その理由は? どうやってカビ対策すればいいの? こんなときこそ知っておきたい梅雨時の「カビ・除菌対策」を、住生活ジャーナリストの藤原千秋さんと、花王商品PR企画部の大家千亜紀さんにお伺いしました。

なぜ寝室にカビ対策が必要なの?

居室のなかでも、寝室にはカビの生育条件がすべて揃っている!

住生活ジャーナリストの藤原千秋さんによると、カビは水まわりだけに限らず、「水分、栄養、温度、酸素」の4条件が揃えば、場所を選ばずどこでも生育するのだといいます。

そんなカビにとって、梅雨から夏にかけての寝室はうってつけの生育環境なのだとか!

「これからのシーズン、室内外の湿度が高くなりますが、それに加えて私たちは呼吸することで空気中に水分を放出。就寝中にも⼀人あたりコップ1杯以上の汗をかくといわれ、それらの水分は寝具に吸い込まれていきます」

と同時に、皮脂や垢も寝具につくので汚れることに。
「また、私たちが動き回ればホコリが立ち、寝具に降り積もります」
それらの汚れやホコリが、カビにとって栄養になるのだそう。

「平時で20〜30℃の気温、私たち⾃身の体温。これらすべてが、枕や布団、ベッドにカビの生育を助⻑する原因になるのです」

なんと、私たちが快適に過ごせる寝室ほど、カビにとっても生育しやすい場所だったとは! これ、意外な盲点だったと思いませんか?

寝室のカビ対策。具体的にやりたいことは2つ!

では、そんな寝室をどうすればカビから守れるのでしょうか?
住生活ジャーナリストの藤原千秋さんによると、ポイントは「水分」と「栄養」の2つ。

【1.水分対策】寝室の湿度を、できるだけ下げる工夫を!

起床後は窓を開けて換気し、寝室内の湿気を放出

「屋外の湿度のほうが低ければ、なるべく頻繁に換気を行ないます。相対湿度50%を目安に、湿度が70%を超える⽇にはエアコン、除湿機の稼働も有効です」

「毎朝の起床時には掛け布団を剥いで、布団に残る湿り気をできるだけ飛ばすようにすることも⼤切です。布団干しが叶わなければ布団乾燥機、除湿マットといった道具を活用。ジメッとさせたままの状態で置かないようにしましょう」

なるほど、寝室内の湿度を下げればカビが大好きな水分もなくなるし、寝具も就寝中に含んだ湿気を飛ばしてしまえばいいというわけですね。


【2.栄養対策】カビのエサになるような汚れをため込まない!

【画像を見る】まめなケアで湿気&汚れをためこまない!

「枕カバー、シーツ、毛布といった直接肌に触れる寝具類は、定期的に正しく洗濯しましょう。
布ものが多い寝室は、繊維ホコリが多く舞い上がりやすい空間です。床、壁などのホコリ掃除はむしろ居間などより高頻度に行なうようにしましょう」

つまり、カビの栄養を断つには、「洗濯」と「掃除」が重要!
では、何をどうやって洗い、どこをどのように掃除すればいいのか、そのポイントを詳しく教えてもらいましょう。

梅雨時 洗濯のPOINT

シーツや布団カバーなどの寝具類は定期的に洗濯

「寝室で清潔にしておきたいものといえば、シーツやふとんカバー。寝ている間に汗や皮脂がしみこんでいるからです。
また、カーテンも意外な盲点。汚れがついていると、カビが発生しやすくなります」

シーツやカバー類は定期的に洗っていても、確かにカーテンは洗っていないかも。

「どちらもこまめに洗濯して、汚れやニオイの元を取り除くことが⼤切です。ニオイの原因は『菌』。汚れが残っていると菌が繁殖しやすくなり、ニオイが発生します」

生乾きの洗濯物の悩みといえば、なんともいえないイヤ~なニオイですが、それの正体が菌だったなんて!
ちゃんと洗っているつもりでも、汚れは落ちきっていなかったんですね。ショック…。

これは今一度、正しい洗濯方法をおさらいしたほうがよさそう。気をつけたい点を、花王の大家さんに挙げてもらいます。 

【菌の繁殖とニオイを防ぐ! 洗い方】

●洗濯物はためこまない
洗濯物をためこむと汚れを放置することになり、汚れが落ちにくくなります。なるべくこまめに洗いましょう。

洗濯物はためこまない! 洗濯時の洗濯物の適正量は洗濯槽の7~8割

●洗濯物は詰め込み過ぎない
洗濯物を洗濯機にぎゅうぎゅうに詰め込むのはNG。洗濯槽の中で洗濯物がうまく動かず、汚れをしっかり落とせません。
洗濯槽の7〜8分目までを目安にしましょう。洗剤は、使用量の目安を参考にして適量を入れます。

●洗剤や漂白剤を上手に使う
抗菌・消臭効果の高い洗剤を使うと効果的。さらに洗剤と⼀緒に酸素系漂白剤を使うと、汚れ・ニオイまでしっかりと落としてくれます。
※衣類の取扱い表示に漂白剤の使用不可マーク(三角に×がついているもの)がある場合は、塩素系、酸素系ともに漂白剤は使えません。

●仕上げには抗菌効果のある柔軟仕上げ剤を
抗菌効果のある柔軟仕上げ剤を使えば、干しているときから着用中まで菌の繁殖を抑えることができます。



【菌の繁殖とニオイを防ぐ! 干し方】

脱水終了後は、「すぐに」「間隔を開けて」干す

干す前にも忘れずに、徹底的な消臭・除菌対策をしたいもの。
「洗い終わったら放置せずに、できるだけ早く干しましょう。菌が繁殖する間を与えず、早く乾かすことが重要です。
部屋干しも多い梅雨時は、ニオイを防ぐ干す方にも工夫を」

●空間をつくって干す
部屋干しの場合は特に、洗濯物同士が密着していると、なかなか乾きません。布と布が重なり合わないように、空間をつくって干しましょう。

●エアコンでの除湿や扇風機の風を当てる

室内干しの洗濯物を早く乾かすには、風を上手に利用して

扇風機やサーキュレーターなどを上手に利用し、衣類に直接風を当てると、早く乾きます。エアコンのドライ機能や除湿機を利用して湿度を下げるのも手。


●干してすぐの洗濯物にシュッとスプレー!
干してすぐの洗濯物に衣類・布・空間用消臭剤を使うと、菌の増殖を防ぎ部屋干し特有のニオイを防ぐことができます。

「洗濯物の部屋⼲しをするときは、可能なかぎり布団やベッドのない部屋に! また、カーテンなどに触れるようには⼲さないことなども、カビ対策として必要です」


梅雨時 掃除のPOINT

寝室の掃除で気をつけたいのは、ホコリがたまりやすい場所。
「特に、ベッド派の場合は下まで掃除機がかけにくいから…とベッド下の床にホコリがたまっていることが! フローリング用のダストワイパーを使って、しっかり拭き掃除を」
「また、べッドサイドや窓まわり、エアコンの上、カーテンレール、ライトの傘は、伸縮可能なハンディタイプを使ってホコリをしっかり取り除きましょう」


在宅時間が増えているこんなときこそ、気持ちも家の中もジメジメは禁物!
一見難しそうな「カビ・除菌対策」も、ポイントさえ分かればすぐ実践できることばかり。
梅雨時も家族みんなが健康に過ごせるよう、清潔&快適な暮らしを心がけていきたいですね。

文=岸田直子

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