どうしてこうなっちゃったんだろう。支離滅裂な言動を繰り返す認知症の母を前に、「夢であってほしい」と願った(8)

#くらし   

夢であってほしいと願う自分がいた

父が僕にとって唯一の救い


お母さんが若年性認知症に蝕まれたことをきっかけに、お兄さんは離れて暮らすようになり、叔母さんは冷たく接し…唯一、お父さんだけが変わらずにそばにいてくれることが、美齊津さんの心を救っていたのでしょう。
何度も元の家に帰ろうとするお母さんでしたが、美齊津さんも同じ気持ちを抱いていたのかもしれませんね…。

原案=美齊津康弘、漫画=吉田美紀子/『48歳で認知症になった母』(KADOKAWA)

【著者プロフィール】
原案:美齊津康弘
1973年福井県出身。防衛大学卒業後、実業団のアメリカンフットボール選手として活躍し、日本一となる。幼少期ヤングケアラーとして過ごした経験をきっかけに、選手引退後は介護の道へ進む。現在はケアマネジャーとして働きながら、自ら開発したWEBシステム「えんじょるの」を使って、買い物弱者問題の解決に取り組んでいる。ヤングケアラーの応援歌CD「Resilience(レジリエンス)」を制作。

漫画:吉田美紀子
山形県出身。20代からマンガ家として主に4コマ誌で活躍。セカンドキャリアで介護の仕事を始める。著作に「40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら」(双葉社)、「消えていく家族の顔」(竹書房)があり、SNSでも発信をしている。

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //