全卵を無駄なく使える!とびきりおいしい「基本のカルボナーラ」

#食   
思いついたときにすぐに作れる基本のカルボナーラ

『とびきりおいしい 家パスタ 食べたら疲れが吹き飛ぶよ!』 3回【全9回】


「お店で食べるようなオシャレで手の込んだパスタもおいしいけれど、家でパスタを作るのは圧倒的に『作る時間はないけど、何かしっかり食べたい』とき。しかも、そのとき家にある材料で、簡単に作れるパスタがいいんです!」

そう語るのはインスタグラムのフォロワー数36万人超、大人気のカリスマ主婦Tesshii(@tmytsm)さん。彼女が作る「家パスタ」は、がっつり&ボリューミーなので一品でも大満足と話題を呼んでいます。
「家パスタは、旬のものや、冷蔵庫にあるもので気軽に作れるのが魅力。野菜を手軽にたっぷりとれるのでよく作ります。夫は晩酌のつまみにお箸でパスタを食べています。息子たちのお弁当にもよくパスタが登場しました。大きなお弁当箱にパスタだけをどーんと詰めて完成。主菜とおかずを兼ねて、つまみにもなり、時短にもつながります」とTesshiiさん。

日々ある材料を使い即興で作ってきた中で、家族から好評で、Tesshi家の定番となったという「家パスタ」の作り方を教えていただきました!

※本記事はTesshi(@tmytsm)著の書籍『とびきりおいしい 家パスタ 食べたら疲れが吹き飛ぶよ!』から一部抜粋・編集しました。


◆基本のカルボナーラ


いつも家にある材料ばかりなので、思いついたときにすぐに作ることができます。
黒こしょうをたっぷりひいて、熱々をめしあがれ。

全卵を無駄なく使えるシンプルな材料

とにかく卵が好きです。卵黄だけ、もしくは全卵+卵黄で作るレシピはすばらしいけれど、やっぱり、全卵を無駄なく使えるのなら、そんなありがたいことはない。家パスタとはそういうものでしょ。

基本のカルボナーラは、本場のグアンチャーレやパンチェッタのように、おいしい脂がノリノリのベーコンで作るのがおすすめです。基本の作り方に慣れてきたら、今度はちょっとアレンジしてみよう。本場イタリア人がきいたら怒るかな。炒めたパン粉を仕上げにふったり、ベーコンの代わりにミートボールを使ったり。思いつきでアレンジするのも、家パスタならではで楽しいです。

【材料】(1人分)
卵液
 卵… 1個
 パルミジャーノ… 20g
 粗びき黒こしょう… 適量
ベーコン(ブロック) … 40g →7mm角の棒状に切る

オリーブオイル … 大さじ1
粗びき黒こしょう … 適量
パルミジャーノ(仕上げ用) … 好みの量 →すりおろす

スパゲッティ … 100g
 塩 … 小さじ2 →湯を沸かし、ベーコンを炒めたら、パスタをゆでる

【作り方】
1 卵液を用意する。卵を割って、パルミジャーノをおろし入れ、黒こしょうを加え、よく混ぜる。

卵液を用意する


2 フライパンにオリーブオイルとベーコンを入れて弱火にかけ、香ばしい焼き色がついてカリカリになったら火を止める。

ベーコンはじっくり炒める


3 2にゆで汁大さじ1 を加えてよくなじませる。オイルとゆで汁は同量が目安なので、ベーコンから脂が出て増えていたら、ゆで汁も増やす。

2にゆで汁大さじ1を加えてよくなじませる


4 ゆで上がったパスタを加え、ソースとからめる。

ゆで上がったパスタを加え、ソースとからめる


5 1の卵液を加え、手早くからめる。弱火にかけて、とろみがついてくるまで混ぜ続ける。器に盛り、好みの量の黒こしょう、パルミジャーノをふる。

1の卵液を加え、手早くからめる

器に盛り、好みの量の黒こしょう、パルミジャーノをふる


思いついたときにすぐに作れる基本のカルボナーラ


★メモ★
様子をみて、火からおろしたり、たまに火にかけたりを何回かくり返すとうまくからみます。

■Tesshi(@tmytsm)さんPROFILE

インスタグラムに毎日投稿するおいしそうでボリュームたっぷり、迫力満点の料理の数々が大人気で、フォロワー数は36万人超(2022年10月時点)。著書に『主役は、ごちそうおにぎり』『もりもりホットサンドと野菜ごろごろスープ』(ともにKADOKAWA)がある。

著=Tesshi(@tmytsm)、撮影=鈴木泰介、取材・文=春日井富喜/『とびきりおいしい 家パスタ 食べたら疲れが吹き飛ぶよ!』

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