おいしいリンゴを選ぶポイントは「軸」? 実は栄養分にも差があった!

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リンゴは軸が太いほうがおいしい

『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』10回【全10回】


スーパーマーケット青果部に10年以上勤務し、SNSでは野菜の正しい保存方法やおいしい野菜の選び方のほか、いち早く野菜・果物の高騰情報を発信するなど、野菜のプロならではの鮮度のよい情報を惜しみなく公開している青髪のテツさん。

そんな青髪のテツさんによる、明日からスーパーで失敗しなくなる「選び方のコツ」をご紹介。野菜選びの「基礎・基本」をぜひ参考にしてみてください。

リンゴは軸が太いほうがおいしい

リンゴは軸が太いほうがおいしい

リンゴは大きいものがよく売れていますが、実は大きすぎるのはそれほどおいしくはありません。

36玉サイズ(約280g)、32玉サイズ(約310g)あたりの一般的なサイズがいちばんおいしいです。

リンゴを選ぶときに注目してほしいのは軸の太さです。リンゴは軸から木の栄養分をとっていますので、軸の太いもののほうが生育が良くなり、甘くておいしいリンゴになります。

見た目としては、全体的に赤くておしりが黄色い、左右対称のきれいな形のものを選びましょう。青リンゴは色が黄色みがかっているほうが熟していて、酸味が少なく甘さを感じることができます。

旬の目安
9、10、11月

生産地 TOP3
1位 青森 58.4%
2位 長野 18.2%
3位 岩手 6.5%

比べてみよう!

軸の太さも見比べて選ぼう

軸が細いものは栄養分が少なめ

軸が細いものは栄養分が少なめ

軸が太いものは栄養たっぷりで甘い

軸が太いものは栄養たっぷりで甘い

野菜博士への道

人類が食べた最も古い果物がリンゴで、その起源は8000年前(!)とされています。日本には明治時代にアメリカから伝わりました。「1 日1個のリンゴは医者いらず」といわれるほど栄養価が高く、リンゴに含まれるポリフェノールには抗酸化作用や老化防止効果があるとされています。

店員のヒトコト
「葉とらずりんご」は見た目がよくなくてもおいしいよ!

※本記事は青髪のテツ・著、わたなべみきこ・イラストの書籍『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』から一部抜粋・編集しました。

作=青髪のテツ、イラスト=わたなべみきこ/『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』

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