順調に国造りを進める信玄は、豊かな土地を求め信濃に侵攻。厳しい戦いを制するも、大きな代償を払うことに

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信濃を自分の領土としていった


少年時代から戦の才能にあふれていた武田信玄と、寺で教育を受け、幼い頃から「義」を重んじた上杉謙信。同じ戦国の世に生まれ「甲斐の虎」「越後の龍」と呼ばれた2人は、やがて「川中島の戦い」で5回にわたり激突。その名勝負は今も語り継がれています。

戦国大名の中でひときわ輝きを放つ2人の武将は、なぜ宿命のライバルとなったのか。それぞれの生い立ちから振り返ってみましょう。

武田晴信(後の信玄)は横暴なやり方で領民を苦しめた父・信虎を追放して当主となり、甲斐国の立て直しを誓いました。一方、長尾景虎(後の謙信)は幼くして寺に預けられるも、父の死後に城に戻り、次々と反乱を制圧するなど大活躍。病弱な兄から家督を譲られ、戦のない世を目指して越後を治めていきました。

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