朝食メニューのマンネリ解消に!パンやうどんとも相性抜群の、超使える「塩さばそぼろ」

#食   
塩さばそぼろ

毎日の食卓に魚を取り入れたいけれど、「レパートリーが少ない」「魚グリルが汚れるのが嫌…」という声をよく聞きます。そんなあなたに朗報です!実は、忙しくても魚を手軽にとれる方法があります。それが、魚そぼろ。熟成した塩蔵の魚をゆでてほぐし、調味料をからめるだけで、おいしいそぼろに!ご飯はもちろん、パンやうどんにも合うので作り置きしておくと超便利ですよ♪

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魚そぼろの魅力と基本的な作り方


魚そぼろがおすすめの理由は、次の3つです。
①パサつかずしっとりしている
②切り身を使うから簡単
③魚メニューのレパートリーが一気に増える

【編集部より】面倒な後片付けも、劇的に楽チンに♪
毎日の献立になかなか魚を取り入れられない理由のひとつが、後片付け問題!魚を焼くと魚グリルを洗うのがとっても面倒ですよね。今回ご紹介する「ゆでて調味料をからめるだけ」のレシピなら、洗いものが劇的に楽になるのも魅力です!

魚そぼろの基本的な作り方

魚そぼろの作り方はとっても簡単。たったの2ステップでできあがります。

STEP1 ゆでる
焼くとパサついたり、魚に含まれるよい脂肪を損失しがち。3分ほどゆでて体によい脂肪を保ちつつ火を通します。

魚そぼろはパサつかないようゆでる


STEP2 ほぐして油をからめる
骨や皮を除いて味つけの調味料をからめたあと、香りのよい油をからめてしっとりと仕上げます。

魚をほぐして油をからめる

どんな種類の魚をそぼろにした場合でも、冷蔵室で約10日間保存可能です。

【編集部より】保存方法に気をつければ、しっとり長持ち!
試作の際、実際に作ってから10日間保存したそぼろを食べましたが、しっとりしていておいしさもそのまま!ただし、口をつけた直箸で取らないなど衛生面には注意しましょう。

さらに今回は、塩さばを使った塩さばそぼろの作り方をレクチャーします。あわせてアレンジレシピ2品「塩さばそぼろうどん」「塩さばチーズトースト」もご紹介しましょう。

塩さばそぼろの作り方

ほんのり甘めでさばのくせを抑えて

[ 材料・作りやすい分量 ]*大さじ1で55kcal/塩分0.4g
・塩さば(半身)・・・ 2枚(200~250g)
砂糖 しょうゆ ごま油

[ 作り方 ]
1. 塩さばは3等分に切る。鍋に水4カップを入れて沸かし、さばを入れて中火で約3分ゆでる。途中アクが出たら除く。火を止めてそのままおく。

2. さばの粗熱がとれたら水けを拭いて皮と骨を取り除き、身を軽くほぐす。ボウルに入れて砂糖、しょうゆ、ごま油各大さじ1を順に加えてそのつどからめる。保存容器に入れて保存する。

塩さばそぼろ

【編集部より】余熱で火を通して、やわらかさをキープ!
魚のやわらかさを保つため、魚に完全に熱が通る前に火を止めて、余熱によって完全に火を通しましょう。ゆですぎるとかたくなり、魚のうまみも抜けてしまうので気をつけてください。

塩さばそぼろのアレンジレシピ1・塩さばそぼろうどん

そぼろだけで味つけいらず

[ 材料・1人分 ]*1人分415kcal/塩分2.3g
・塩さばそぼろ・・・ 大さじ4~5
冷凍うどん・・・ 1玉
万能ねぎ・・・3本

[ 作り方 ]
冷凍うどんをゆでて器に盛り、塩さばそぼろと万能ねぎの小口切りをのせる。

塩さばそぼろうどん


塩さばそぼろのアレンジレシピ2・塩さばチーズトースト

コクのあるチーズと好相性!

[ 材料・1人分 ]*1人分 243kcal/塩分0.9g
・塩さばそぼろ・・・ 大さじ3
クリームチーズ・・・ 30g
・食パン(6枚切り)・・・ 1枚

[ 作り方 ]
1. クリームチーズは室温にもどしてボウルに入れ、塩さばそぼろを加えてざっくり混ぜる。

2. 食パンは4つに切り、オーブントースターで好みの加減に焼く。1を小さな器に入れて添え、のせて食べる。

塩さばチーズトースト


魚が身近になる豆知識

Q 子どもが魚を食べたがらないんです
A 子どもは、魚の臭みや骨が苦手なことが多いので、ゆでて臭みをとって骨を除くととても食べやすくなります。魚そぼろは少量でも食べられるので、少しずつ試してみてください。

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魚そぼろは常備しておくととても便利!朝ごはんはパン食がいいというお子さんは多いですが、メニューのマンネリ化や栄養の偏りが気になりますよね。そんなときは、ぜひ「塩さばチーズトースト」を試してみてください。ほかにも、コールスローやラペサラダにプラスしてもいいし、チャーハンの具としても使えます。しかも、骨がないので子どもからお年寄りまで食べやすいのも魅力。ぜひさまざまな料理にチョイ足ししてくださいね。

調理・栄養監修/小田真規子 撮影/澤木央子 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/早川徳美 編集部コメント取材/松田支信
 
【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ23年3月号より>








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