こねないから超絶ラク!「フランス仕込みのバゲット生地」でお店レベルの映えパン

#食   
ベーコンを巻き込んだ「ベーコンフランス」もバゲット生地で

「パン作りに挑戦したいけれど力がいるし、時間もない」。
そんな人におすすめなのが、こねずに作れるバゲット生地。

材料を保存容器の中で混ぜて、あとは冷蔵庫に入れておくだけだからとっても簡単! 
そんな夢のようにラクな「こねないバゲット生地」をわかりやすく教えてくれるのが、パリの有名ブーランジェリーで修業経験のある大野有里奈さん。

「フランスのパン屋では前日に生地を仕込み冷蔵室で低温発酵させ、翌日焼くのが定番のスタイル。ラクなだけでなくじっくり発酵させることで小麦のうまみをしっかり感じられるパンになるんです」と大野さんは話します。

※本記事は大野有里奈著の書籍『フランス仕込みのパン』から一部抜粋・編集しました。


こねないバゲット生地

容器の中で生地を何度か折りたたみ、ふたをして冷蔵庫で12時間

ゆっくり発酵させるから、こねる必要なし!これなら毎日でも焼けそう。

バゲット生地は、冷蔵室で最長18時間まで保存可能。
成形や焼くタイミングは自分のライフスタイルに合わせて調整できるので、仕事で忙しい人や育児中の人もチャレンジしやすいですね。

パン職人ならではのワザはほかにも。
同じバゲット生地でも、成形方法を変えれば違うパンが焼け、食感にも変化が出せるそう。

1つの生地をマスターすれば、アレンジパンがいくつも焼けるなんて、とてもおトク! 
しかも、どれもフランスの街角のパン屋に並んでいそうな素敵なパンばかり。

簡単なのに上級者風に見えるから、おすそ分けにもぴったり。

こねないバゲット生地で、こんなにいろいろな種類のパンが焼けます左から、バゲット、クーロンヌボルトレーズ、タバチュール、ダッチブレッド、プチフランス2種(オートミール、キヌア)

ドライフルーツやナッツを混ぜ込んだ「パン・オ・フリュイ」、ベーコンを巻き込んだ「ベーコンフランス」もバゲット生地で作れます。
憧れのパン作り、挑戦してみませんか?

ドライフルーツやナッツを混ぜ込んだ「パン・オ・フリュイ」

ベーコンを巻き込んだ「ベーコンフランス」もバゲット生地で


調理=大野友里奈 取材・文=安井万季子 撮影=福尾美雪

【著者プロフィール】
大野有里奈
大手ベーカリーでパンの基礎を学んだ後に渡仏し、バゲットコンクール入賞店「ル・グルニエ・ア・パン」でハード系のパン作りの基本とフランスの食文化を学ぶ。現在はYouTubeで「自宅でできるパン作り」を発信し、丁寧な技術解説と作りやすさを踏まえたアドバイスで多くのフォロワーから支持されている。

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