知ってた? お米は3分以内にとがなきゃダメ! 最高においしいご飯の正解とは?

#食   
ぴかぴかの白ご飯

「おいしいご飯の炊き方知ってる?」と言われたら、思わずドキリとしてしまう人も少なくないはず。すっかりルーティンになっているからこそ、「おいしい炊き方」の正解は今さら聞きにくいものですよね。
今回は、お米のスペシャリスト「ごはん同盟」さんから最高においしいお米のとぎ方を伝授! わが家のご飯が、今日からおいしく生まれ変わります!

▶︎教えてくれたのは
ごはん同盟さん
調理担当のしらいのりこさんと、企画担当のシライジュンイチさんの夫婦二人による炊飯系フードユニット。雑誌や書籍、テレビを中心にレシピを発表するほか、炊飯教室などを精力的に開催し、ご飯のおいしさを広めるために日々活動中。

ごはん同盟のお二人


おいしいご飯のポイントはとぎ方にあった!

おいしいご飯のポイントはとぎ方にあった!


おいしいご飯を炊くために必要なことはなんでしょう。「いい品種のお米?」「高級な炊飯器?」。もちろん、それも必要ですが、いちばん大切なのはお米の扱い方なんです! とぎ方、炊き方を見直すだけで、ふだんのお米が格段においしくなること間違いなし! 「ごはん同盟」さんによると、お米のとぎ方で大切なのは、2つ。

1 3分以内にとぐ
2 冷たい水でとぐ

お米は水に触れた瞬間から水を吸い始めるので、時間がかかると汚れたとぎ水をどんどん吸収してしまいます。せっかくといできれいにしてもそれでは本末転倒。とぎ終わるまでの時間は3分以内にしましょう。そして水が冷たいからと、お湯やぬるま湯を使うのは厳禁。水が温かいとお米のなかのでんぷんが変化してうまみが逃げてしまいます。

「全くやってなかった!」という人も、「なんとなくできていた」という人も、この機会に基本に立ち返ってお米をといでみましょう。

お米のスペシャリストがたどりついた!
最高においしいご飯のとぎ方・実践編


何気なくくりかえしているお米のとぎ方を改めて見直し。いつもとどう違うのか。細かい違いの見極めが、おいしさにつながります !

準備
用意するのは、ボウルとざる。 炊飯器の内釡でといでいる人も多いかもしれませんが、それでは水きりが不充分。とぐのはボウル、ざるを利用して水きり、が鉄則です。

1 米を洗う
お米の表面の汚れをとるために洗うことからスタート。ボウルに計量したお米を入れて、水を加え、軽くひと混ぜしたらできるだけ素早くボウルの上で水を流します。汚れた水に触れている時間をできるだけ短縮しましょう。

ざるを下に置いておいて


2 米をといですすぐ
水をきったら、指先をソフトボールを握るくらいの大きさに開き、お米をシャカシャカと大きくかき回してとぎます。かき回す回数は 10 〜20 回(とぎ1回目)。

力を入れ過ぎないのもポイント


終わったら水を加えてすすぎ、水を流します(すすぎ1回目)。 同様にもう一度とぎ、水を入れてすぎます(とぎ・すすぎ 2 回目)。これが基本。ただし、このとき、においが気になったり、白い粒子が浮かんでいるようなら、もう一度繰り返しましょう。

まだまだ水は白っぽい

お米が透けて見える程度の白さに!

1回目、真っ白だった水が、うっすら米が透けてみえる程度になればOK。

3 水をきる
最後に水をもう一度加えてすすき(すすぎ 3 回目)、ざるにあけます。 これにより、汚れた水がしっかりきれ、きれいな水で炊くことができます。ざるにあけた状態で長くおくと、 お米が乾燥して割れやすくなるので、 20〜30秒おけば充分です。

とぎ終わり!


4 炊飯器に入れる
お米をざるから炊飯器の内釡へ移し、目盛りまで水を入れます。炊飯器は吸水時間も自動的に組み込まれているので、時間をおかず、炊飯ボタンを押します。鍋で炊く場合は、30分〜1時間吸水しましょう。

ここでようやく炊飯器の内釜にIN


分かっていたつもりでも意外と知らないことが多かったのではないでしょうか? 日本人にとって、ご飯は食事の大切な要。とぎ方を見直して、おいしいご飯を炊いてみましょう!

監修・調理/ごはん同盟 撮影/川上朋子 スタイリング/阿部まゆこ 

文=田久晶子

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