冷凍しても美味しい! 解凍不要で即調理できる魚介の保存テク

#食   

切り身魚を冷凍したのはいいけれど、解凍したらおいしくなかった…という経験、ありませんか。「下味をつけて冷凍すると、臭みが出ず、食感もやわらかに。忙しい日に頼りになります! 」と、料理研究家の池上正子さん。なるほど~。では、どんな下味をつければいいのか、教えてもらいましょう!

 

冷凍&調理のポイント


【水けをよく拭く】

【写真を見る】水けや血をよく拭き取ることが、生臭くならないコツ!


パックから出したまま冷凍すると、臭みが残ったり、霜がつきやすくなります。ペーパータオルにはさんで水けや血をよく拭き取ることを忘れずに。保存袋に調味料と魚介を入れたら、空気を抜いて重ならないように冷凍します。

 

【凍ったまま調理!】

解凍不要で即、調理できる!


煮ものの場合は、熱い煮汁に凍ったまま入れるのが基本。焼きもの・蒸しものの場合は、少量の水をふってふたをし、解凍します。レンジの場合は、下や周囲に野菜を敷いてもOK。こまめに上下を返し、様子を見ながら加熱して。

 

魚介類


【生鮭】塩マヨ味に

生鮭は塩マヨ味に


保存袋に調味料(2切れに対して+マヨネーズ大さじ2+塩小さじ1)を入れて混ぜ、切り身を加えてなじませます。

●使い方/キャベツのクリームシチュー、きのこのクリーム煮などクリーム系おかずや、野菜と一緒に蒸し焼きにしても。

 

【さば】みそ味に

さばは相性のいいみそ味で決まり!


保存袋に調味料(2切れに対して+みりん大さじ2 +みそ大さじ1~2)を入れて混ぜ、切り身を加えてなじませます。

●使い方/定番のみそ煮は、好みでしょうがの薄切りを入れても。マヨネーズ少々を足し、きのことレンジ蒸しにも。

 

【ぶり】ポン酢味に

ぶりはさっぱりとポン酢味に


保存袋に調味料(2切れに対して+ポン酢じょうゆ大さじ2 +砂糖小さじ1/2)を入れて混ぜ、切り身を加えてなじませます。

●使い方/照り焼き、きのこと一緒にレンジ蒸し、にんじんやごぼう、長ねぎ、里いもと一緒に蒸し焼きにしても。

 

【あさり】ペペロン味に

あさりはおなじみのペペロン味に


保存袋にオリーブ油大さじ1と赤とうがらし1本を入れて混ぜ、あさり(砂抜きずみのもの200g)を加えます。

●使い方/キャベツと白ワイン蒸しにしたり、アクアパッツァ、ボンゴレスパゲッティ、あさりのチャウダーなどに。

※いずれも【保存期間】は2週間です。

スーパーなどでよく見かける西京みそや酒かすに漬けた魚を、家でも作ってしまえばいいというわけですね! しかも2週間も保存OKなら、忙しい日の夕飯やお弁当に役立ってくれること間違いなし!!

この記事に共感したら

Information

教えてくれたのは:池上正子さん
料理研究家。アイディア料理が得意で、特に冷凍調理に定評がある。著書に『ラクラク、おいしい! 下味冷凍ワザあり便利帳』(永岡書店)ほか。

撮影=安井真喜子 編集協力=佐藤由香(シェルト*ゴ)

今年もイベントを開催します!

▼詳細・ご応募はこちらから


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //