あじの干もの

85kcal
1.2g
あじの干もの
あじの干もの

うちの保存食レシピ

干すとこんなにうまみが出るのが不思議だな〜って感心します

材料(4〜6枚分)

  • あじ…4〜6尾
  • 塩…100g
あじ…4〜6尾
塩…100g

下ごしらえ

  1. ボウルに水1Lに対し塩100gを加え、よくかき混ぜて溶かし、塩水を作る。小さいドレッシング用の泡立て器で混ぜると早い。

作り方

  1. あじを開く。全体のうろこを落とし、尾のつけ根に包丁をねかせて入れ、上下に少しずつ動かして、両面のぜいごをそぎ取る。
  2. えらぶたを持ち上げて、えらに沿って包丁を入れて切り、えらを引き出して取る。
  3. えらぶたの下、あごの辺りから包丁をねかせて、中骨の上に入れる。中骨に沿って尾のほうまで切り目を入れる。
  4. 包丁の刃先を使って、内臓をきれいにかき出し、流水で洗う
  5. さらに、切り離さない程度に、背中のほうまで包丁を入れて開く。慣れるまでは、一度に開こうとせず、何度か包丁を入れて開いて。
  6. 頭を手前に置き、包丁の刃先を頭のつけ根に当て、テコの原理で包丁を手前にグッと倒して、かたいあごを開き、頭を2つに割る。
  7. 中骨についた血や、腹の内側に残った内臓をていねいに洗い流して、きれいに掃除する。
    干もの専用にした歯ブラシでゴシゴシ洗うと、簡単にきれいになります。
  8. 深めのバットなどに並べ入れて、下ごしらえ1の塩水を注ぎ入れて、途中上下を入れ替え、裏返しながら、20〜30分漬け込む。
  9. カラリと晴れた日、日陰の風通しのよい場所を選んで干す。まずはペーパータオルなどで、1枚1枚ていねいに水けをふき取る。専用の洗濯ハンガーにつるして、3、4時間〜半日干す。洗濯バサミが滑る場合は頭からつるして。大きな魚は、ざるに並べて干す。
  10. 魚の表面に薄く膜が張り、指の腹でそっと押してみて、指紋がつくくらいになったら、それからさらに20〜30分干して、でき上がり。
    虫が寄ってくるので、洗濯用ネットですっぽりおおって干すとよい。風通しのよいものがよいが、網目が大きいと虫が入るので注意。

※カロリー・塩分は1枚分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

瀬戸口しおり
料理家。セツ・モードセミナー在学中に、吉祥寺にあったレストラン「諸国空想料理店KuuKuu」のスタッフとして働き始め、同店のシェフであった料理家・高山なおみのアシスタントを経て独立。著書に「私の手料理」(アノニマ・スタジオ)などがある。

お料理メモ

あじは小さめ〜中くらいのものが干ものには作りやすくておすすめ。干もの作りは半日近く干すため、真夏はいたみやすいので避けたほうがよい。

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レシピ作成・調理:
撮影:
  • 澤木央子

このレシピの参考動画

食材の扱い方・ポイント

あじ
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