お金の管理、どうしてる?大切なのは夫婦で話し合う“時期”と“内容”【SILVA姐さんに訊く「夫婦生活モヤモヤ解消術」9】

#くらし   


「借金・ギャンブルに関して、株取引やFXの投資・宝くじ購入・その他ギャンブルは原則として行わない」

これは生活費や離婚の際の養育費についての取り決めよりも細かい事例にみえますが、実はとても大事なポイントでした。

例えば、最初はほんのちょっとの気持ちで始めたつもりの宝くじが、気づけばお財布ごとつぎ込むギャンブルへと移行してしまう、なんていう可能性がないとは言えません。相手にそんな勝負心があるかどうかなんて、結婚前にどうやって知ることができるのでしょう。

こんな時代の中で、いつ一攫千金を願いたくなる状況に陥るかなんて誰もわからないのです。でもそんな時にこそ、この項目をお互い話し合っておくことで、ギャンブルはほんの出来心でやってはいけない、という無意識の制御が働くはずなんです。

独身の頃は、自分で稼いだお金は自分の自由に使う、という感覚ですが、家族になったらそんなことも言ってられません。借金の負担は家族へものしかかります。大きな問題にしないためには、必ず最初に話し合っておくべきポイントだと思います。

お互いの価値観を認め、折り合いをつけられるようになる


このような感じで、お付き合いし始めた頃、私たちはお金の感覚についてよく話し合いをしてきました。
今でももちろん事あるごとにお互いが相談をして、お互いの稼ぎを有効にシェアしていますが、この契約書を交わしたことで、お金に関してトラブルや嘘をつかれるなんてことは今のところ1度もありません。

一般的に、感情のもつれや価値観の違いを別離の理由とされることが多い気がしますが、こと、お金に関しては価値観をしっかり話し合えば、互いに理解しあってルールを決められる分野ではないかなと、実際の結婚生活の中で感じます。

大事なポイントは、“最初のうちにしっかり話すこと”。「最初」が無理なら、どこかのタイミングでしっかり「お金」の話をする機会を持つことをお勧めします。

その時、感情的になったり、自分の考えを押し付けたり、正当化したりする前に、まずはこの契約書を参考に「こんな契約書でお金の話をしているご夫婦もいるみたいだよ」と、話のきっかけにしてみてください。1組でも多くのカップル、ご夫婦の話し合いの助けになれたら、本望です。

SILVA


◆SILVA

1998年にデビューして以来、シンガー、DJなど幅広く活躍。2002年に一度目の結婚を経験。15年の再婚時には、日本ではまだなじみのなかった婚前契約書を交わして話題となる。16年に出産後は、親子で学べる脳育のワークショップ開催や、お粥専門店『Congee Table』の経営など、活動の場を広げている。

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