ムダな食費をセーブできる「すっきり冷蔵庫になる6ステップ」/家じゅうすっきり!片づけ&掃除ワザ(3)

#くらし   
トレイや仕切りで冷蔵室内を5つのエリアに!種類別に定位置を決めます

『くり返し使える「家じゅうすっきり!片づけ&掃除ワザ」がギュッと一冊に!』3回【全5回】


家じゅうがいつもすっきり! ラクラク片づく、しかけやワザをギュッと凝縮してご紹介します。

どうしたらがんばらなくても楽しく片づけや掃除ができるようになるのか、その方法を片づけの達人に教わってギュッと集めた『くり返し使える「家じゅうすっきり!片づけ&掃除ワザ」がギュッと一冊に!』

本書から抜粋した内容を参考に、かける労力は最小限に、効力は最大限に。新しい気持ちで、片づけと掃除を始めてみませんか?

※本記事はレタスクラブムック編集部著の書籍『くり返し使えるベストシリーズ vol.1 くり返し使える「家じゅうすっきり!片づけ&掃除ワザ」がギュッと一冊に!』から一部抜粋・編集しました

すっきり冷蔵庫になる6ステップ

冷蔵庫がきれいになるだけでなく、ムダな食費をセーブし、毎日の食事作りもラクに!
3日に一度、冷蔵庫を空っぽにして拭き掃除するなど、目からウロコの整理術です。

ムダのない買い物や料理、片づけ術を家庭で実践

教えてくれたのは:井田典子さん
横浜友の会(『婦人之友』読者の会)に属し、ムダのない買い物や料理、片づけ術を家庭で実践。主婦ならではのアイディアや工夫が人気で、テレビや雑誌、講演会などで引っ張りだこ。

「冷蔵庫は扉を閉めれば中が見えないので、つい油断してしまいます。何でも無秩序に突っ込んで、古いものが奥へ奥へとたまり、そのあげく、賞味期限が切れたり、傷んだり、行方不明になったりしがちです」と井田典子さん。
その悪循環を断ち切るために、井田さんが実践しているのが、ちょうどよい買い物と使い切り、片づけをセットにした管理術。
「買い物を適量にして、置き場所をはっきり決めれば、ダブリ買いや賞味期限切れがなくなり、余計な出費も削減できます。食材をムダなく使い切り、冷蔵庫を空にする気持ちよさは、一度味わうとやみつきですよ」

管理術チェックリスト


1.食材を食べ切って庫内をリセット

庫内がガラガラだと掃除もラクちん

買い物の日までに、庫内の食材をできるだけ使い切ります。今回野菜室に残っていたのは、かぶ2つだけ。「庫内がガラガラだと掃除もラクちんです」。

2.冷蔵庫を拭き掃除する

週2回の買い物前に拭き掃除をするので、冷蔵庫はいつもきれい

買い物前に、重曹水やエタノールをしみこませた布で庫内と外側を拭き掃除。週2回の買い物前に拭き掃除をするので、冷蔵庫はいつもきれい。

3.1回に買う食材を書き出しておく

買い過ぎを防止し、栄養の偏りや食べ過ぎも防ぐ

1日にとりたい食品の目安量

井田さんは「1日にとりたい食品の目安量」の表を基に、1週間の必要量を2回に分けて購入。買い過ぎを防止し、栄養の偏りや食べ過ぎも防ぐことができます。「難しいと感じたら、肉・魚1に対し、野菜が4の比率で買うことから始めてみましょう」。

4.買い物に行く

重量表記がない食材は、手に載せて重さを量り、必要な量を

買い物に行く

まずは旬の魚や安売りの肉を選んで、3日分の主菜を決めてから野菜売り場へ。メインの献立に必要な野菜を迷わず選べます。重量表記がない食材は、手に載せて重さを量り、必要な量を考えてから買うように。

【読者の声】
冷蔵庫の片づけは買い物するときから始まっているんですね


5.買い物をした当日に下処理までしておく

買い物をした流れで下処理を

そのまま冷蔵庫へ入れてしまうと、使うのがおっくうになりがちなので、買い物をした流れで下処理を。特に、洗ったり、ゆでたりしておくと便利。

その日の夕飯に使う肉や魚だけチルド室へ

その日の夕飯に使う肉や魚だけチルド室へ。残り2日分の肉や魚は、味つけしたり火を通したりと下処理をしてから冷凍保存します。

6.「5段活用」別に食材を納める

5つのエリアに分け、種類別に定位置を決めます

トレイや仕切りで冷蔵室内を5つのエリアに分け、種類別に定位置を決めます。常備菜は取り出しやすい2段目に。「作ったおかずは常に左に置いていき、右側のおかずを早めに食べ切ります」。

次ページ:引き出しをあけるのが楽しみに!?すっきり冷蔵庫になる整理術(2/2)

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