失敗なしで最高にふわとろ~!「オムライス」/ごはん作りが上達する魔法のコツレシピ

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失敗なしで最高にふわとろ「オムライス」

『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』 5回【全10回】


「いつものごはんがひと手間で美味しくなる」をテーマにレシピ動画を発信し続ける、料理系YouTuberの食事処さくらさん。ていねいかつ優しすぎる説明で登録者30万人超えの彼が提案するのは、いつもと同じ材料なのに、ほんのひと手間でお家の味を格上げできる「魔法のコツ」!

誰でも真似ができる再現性の高い構成で、美味しさへの最短近道になる、目からウロコのテクニックが満載。いつまでたってもイマイチだった家の味が、ついにキマる!? 「やっぱり家のごはんが一番」と言われたい人、必見のレシピです。ぜひお試しを!

※本記事は食事処さくら著の書籍『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』から一部抜粋・編集しました


失敗なしで最高にふわとろ
オムライス

ケチャップの水分を飛ばし、べっちゃりごはんを回避!

◆材料 2人分

ごはん 300g
卵 4個
合いびき肉 100g
玉ねぎ 1/2個→みじん切り
しめじ 1/2パック→2~3cm大に切る
赤ワイン 各100ml
水溶き片栗粉 片栗粉大さじ1と1/2+水大さじ1と1/2
塩 一つまみ
トマトケチャップ 大さじ4
A
・洋風スープの素(顆粒・コンソメ)、しょうゆ 各小さじ1
B
・牛脂 1個
・ウスターソース、トマトケチャップ 各大さじ2
・はちみつ 小さじ1
・水 50ml
バター 20g
油 小さじ1

◆作り方

1 ソースを作る
火加減:弱めの中火→止める→弱火→止める
赤ワインをフライパンに入れて弱めの中火で約1/5量まで煮詰め、火を止める。Bを加え弱火で混ぜながら煮立て、軽くとろみがついたら火を止める。

【魔法のコツ】
赤ワインは煮詰めるとうま味が凝縮。これが簡易版のデミグラスソースの美味しさの秘訣です。

赤ワインは煮詰めるとうま味が凝縮


2 溶き卵の準備
卵はよく溶きほぐし、水溶き片栗粉をよく混ぜて加え、卵になじませる。
・片栗粉が卵の成分と結びつくと、卵が破れにくくなる。

3 ケチャップライスの具を炒める
火加減:弱めの中火
フライパンに油を入れて弱めの中火で熱してひき肉を入れ、焼き色がついたら返し、混ぜながら炒める。玉ねぎとしめじを加えて塩を振り、しんなりするまで炒める。ケチャップを加えて混ぜながら水分を飛ばす。
・脂が多く出てきたらふき取る。

【魔法のコツ】
ケチャップの水分を飛ばさないと、ごはんを加えて炒めた時にべっちゃりした仕上がりに。

ケチャップの水分を飛ばさないと、ごはんを加えて炒めた時にべっちゃりした仕上がりに


4 ごはんを加える
火加減:弱めの中火→止める
ごはんを加え、へらでざっと混ぜ合わせる。Aを加えてへらで押し広げながらしっかりと混ぜ、具とごはんをなじませる。お椀などに半量ずつ詰めて皿に取り出し、ドーム状にする。

5 卵をかぶせる
火加減:弱火→止める
フライパンにバター10gを弱火で溶かし、ぶくぶくと立つ泡が落ち着いてきたら2の半量を流し入れる。へらで外側から中央に向かってゆっくり混ぜ、卵液が流れなくなったら火を止める。4にかぶせ、1をかける。残りも同様に作る。好みでパセリを添える。

【魔法のコツ】
へらを動かした下に卵液を行き渡らせるイメージ。弱火だから慌てずゆっくりでOKです!

へらを動かした下に卵液を行き渡らせるイメージ


卵は白身と黄身で火の入る温度が違うため、しっかり溶きほぐすことが大事。また、卵を焼く時のバターは泡が立つまで熱すると甘味と香りが引き立ちます。

レシピを参考にするときは

・電子レンジは600Wを基準に加熱時間を出しています。お使いの機種の出力によって時間を調節してください。
・油は特に表記がない場合、植物油を表します。
・常備菜やドレッシングの保存期間は、清潔な箸やスプーンを使って冷蔵庫で保存した場合の目安です。
・野菜類は、特に記載がない場合、洗う、皮をむくなど、魚は鱗や骨が残ってないかを確認するなどの作業を済ませてからの手順を説明しています。
・めんつゆは4倍濃縮のものを使っています。お使いのめんつゆが2倍濃縮なら2倍、3倍濃縮なら1.5倍に量を増やしてください。

著=食事処さくら/『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』(KADOKAWA)

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