知らないおじさんと暮らす母。父の「愛人」を罵倒していたくせに、自分も同じ立場になるなんて/親に捨てられた私と妹(16)
レタスクラブ描き下ろし『親に捨てられた私と妹』 16回
母と私と妹、3人で新しい生活が始まると思っていた。
小5の春、父は愛人を作って両親は離婚。わずかばかりの荷物を軽トラに積んで、逃げるように家を出ることになった朋と真由の姉妹。貧しいけど母娘3人、怒鳴り声のない明るい暮らしが待っていると思った矢先、着いた先は伯母の家。「この子たちをよろしくお願いします」…そう、私と妹は捨てられたのだ。
様々な苦難や理不尽を押し付けられても、どうしても親のことを嫌いになれない姉妹が手を取り合ってどう成長していったのかを描く『親に捨てられた私と妹』をお送りします。
両親に捨てられ、祖母と共に暮らしていた姉妹。金銭的に苦しくなり、姉の朋さんはひとり母のもとへ向かうことを決めました。「嬉しいわ~」とウキウキな母の様子に違和感を感じていたところ、「お母さんね、ずっと一緒に暮らしている人がいるの…」という衝撃の告白。
よくよく聞くと、「今まであなたに渡していたお金もその人がくれたお金よ」と…。母と暮らすつもりでやってきたのに、突然知らない人も一緒に暮らすということ⁉ お母さんにそういう人がいるなら来なかったのに…後悔するも様々な思いをぐっと飲み込んだ朋さんなのでした。
この記事に共感したら
Information
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。