春巻きの皮に「表」と「裏」があるって知ってた!? メーカーに教わる上手な巻き方&はがし方【中の人に聞いてみた】

#食   
 「モランボン 春巻の皮」の裏面のレシピで作った春巻き

春巻きの魅力といえば、パリパリッとこうばしい「皮」。とりわけ揚げたての歯ざわりのよさはもう絶品!! ちょっと手間はかかりますが、その手間をかけるだけの価値が十分にある料理です。

そんな春巻きの皮に「表」と「裏」があるのを知っていましたか? 

これは雑誌レタスクラブの前田編集長が、春巻きの皮売上No.1を誇る製造メーカー・モランボンの社員さんから仕入れてきた情報ということで、中の人に詳しく話を聞かせてほしいと問い合わせてみました。すると、「春巻きの皮のプチ情報、ほかにもいろいろありますよ! もしよければ実際に作りながら体感してみませんか?」とうれしいお誘いをいただきました!

春巻きの皮の「表」と「裏」はさわってみると、よくわかる!

「モランボン 春巻の皮」

取材当日、モランボン本社の商品開発を行うキッチンスタジオへ。ご対応いただいたのは、コミュニケーション開発部で広報を担当する石川さんと村上さんです。それにしても春巻きの皮に「表」と「裏」があるなんて、初めて知りました!

「この話をすると、みなさん驚かれます! ツルツルの面が表、ざらざらしている方が裏なんですが、わかりますか?(村上さん)」

春巻きの皮の「表」と「裏」。この違いわかる?

春巻の皮を拡大すると、「裏」のほうが穴がたくさん開いている!

目を凝らして皮を見てみると、裏の方にはぶつぶつとした穴がたくさん開いているのがわかります。

「見た目よりも、さわってみた方がわかりやすいです。ツルツルとした表の面が外側になるように巻くと、揚げ上がりもきれいなんですよ(村上さん)」

さわってみると、たしかに表のほうがツルツルしている…! これは製造メーカーさんに聞かなければ、なかなか知り得ない情報ですよね。

皮を1枚ずつはがすのはNG! 具はちゃんと冷まして

今回は「モランボン 春巻の皮」の裏面に掲載されている基本の春巻きのレシピに挑戦! 

「このレシピは、当時の担当社員が中華料理店を歩き回って作成したもの。家庭にある調味料で本格的な味わいが楽しめる自慢のレシピです!(石川さん)」

春巻き

【材料・10本分】
豚肉(または鶏肉)…150g
キャベツ…150g
たけのこ…100g
しいたけ…2枚
水溶き片栗粉(片栗粉・水)…各大さじ1
水溶き小麦粉(小麦粉・水)…各小さじ1
「モランボン 春巻の皮」…1袋(10枚)

<下味>
酒・片栗粉…各小さじ2
塩・こしょう…各少々

<調味料>
醤油…大さじ2
ごま油…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…小さじ2
スープの素(顆粒)…小さじ1
水…大さじ4
塩・こしょう…各少々

<調理用>
炒め用油…適量
揚げ用油…適量

春巻きの材料はこちら

まずは具を作っていきましょう!

「…とその前に、春巻きの皮を冷蔵庫から出しておいてください。15~20分ほど置いて室温に戻しておくと、皮がはがれやすくなるんです(村上さん)」

【春巻きの具の作り方】
1.肉・野菜を3cm長さの細切りにします。

2.お肉に下味をもみ込みます。

3.ボウルに調味料を入れて混ぜ合わせます。

4.フライパンに油を入れ、2のお肉、1の野菜を炒め、3の調味料を加えてさっと炒め合わせて、水溶き片栗粉で固めにまとめます。

春巻きに包む具は、水溶き片栗粉で固めにまとめて

5.バットなどにひろげ、あら熱をとります。

▶▶ここがポイント!
具がまだ熱いうちに巻いてしまうと、皮がやぶれる原因に。バットの下に保冷剤を置くと早く冷ますことができますよ!(石川さん)」

具はしっかり冷ますのが鉄則!

具の粗熱がとれたら、いよいよ巻いていきます!

「1枚ずつはがそうとするとやぶれやすいので、まず最初に半分くらい(推奨は3~4枚)にわけて、それから1枚ずつゆっくりはがしてくと、きれいにはがせます(村上さん)」

皮はまず3~4枚を一度にはがしてから、1枚ずつはがすとやぶれにくい

 きれいにはがれた!

【春巻きの包み方】
1.春巻きの皮に具を約10分の1量のせます。

「このとき、春巻きの皮の表と裏を手でさわってみて、ツルツルとした方(表)が外側になるように巻いてみてください(石川さん)」

具は中央よりも手前におく

2.下部分を一回転させます。

▶▶ここがポイント!
「揚げたときに破裂するのをさけるため、できるだけ空気を入れずに包むのがコツです(石川さん)」

ここで具をまとめながら、空気を抜く

くるっと1回転

3.両端を折ります。

両端を折りたたむ

4.手前からくるくると巻いていきます。

「折りたたんだ両端を少し下に引っ張っておくと、皮が広がらずにきれいに包めますよ(石川さん)」

折りたたんだ両端を下に少しずらすと、皮が広がらずに巻ける

5.巻き終わりを水溶き小麦粉でのりづけします。残りの9枚も同様に巻きます。

「水溶き小麦粉は少しつければOK。べったりつけなくても、とまっていればはがれません(石川さん)」

水溶き小麦粉は少しでOK!


きれいに巻けました! 次はいよいよ揚げていきますよ!

きれいに巻けた!

「たっぷりの揚げ油で揚げた方が、色ムラのないきれいな仕上がりになりますが、おうちで作るならフライパンに1cmくらいの油を入れて揚げ焼きにするのが手軽です(石川さん)」

【春巻きの揚げ焼き(フライパン)】
1.フライパンに多めの油を入れ弱~中火に熱し、春巻きを加えます。

2.片面ずつじっくりと揚げ焼きにします。

揚げ焼きの場合は、フライパンに1cm程度の油を入れて

3.きつね色になったらできあがり!

揚げたては皮がパリッ!ザクッ!

揚げたての熱々をほうばると、皮の存在感がすごい!! パリパリというよりも、ザクッザクッとしていて食べごたえがあります。

「『モランボン 春巻の皮』は、パリッ、ザクッとした食感に仕上げるために1度焼いてあるんですよ! 熱処理しているので、実はそのままでもお召し上がりいただけます(村上さん)」

春巻きの皮の「表」と「裏」の揚げ上がりはこんな感じ。表を外側にした春巻きのほうが、表面がつるんとしていてきれいな仕上がりです!

 「表」のほうが、揚げ上がりがきれい!

「もし巻いた春巻きをすぐに揚げない場合は「冷凍」がおすすめです。冷蔵庫に入れてしまうと、具の水分で春巻きの皮がべちゃべちゃになったり、やぶれたりしてしまうんですよね。揚げるときは、解凍せずにそのまま揚げ油に入れて大丈夫ですよ!(村上さん)」

ちなみにパサパサになってしまった皮はもう使えないんでしょうか…?

「乾燥してしまっただけなので、ぬらしてしぼったふきんやキッチンペーパーをかぶせたり、霧吹きをかけて、皮に水分を戻してあげると再び使えるようになりますよ(村上さん)」

今回もう1つ作ったのが「モランボン 韓の食菜 チャプチェ」を使った春巻き。調味料をイチから用意しなくていいので、とっても手軽です! しかもとんでもなくおいしかった!!

 「モランボン 韓の食菜 チャプチェ」

「チャプチェ春巻き」

それにしても、おうち春巻きがここまでおいしくなるのは、まさに「皮」のおかげ!! ただ…平日に春巻きを作るのって、なかなかハードルが高いですよね。

「そんなときはこれ! 『モランボン 五目春巻の具』なら炒めず約5分で春巻きの具ができますよ! だんだん通販番組みたいになってきましたね(笑)(石川さん)」

「モランボン 五目春巻の具」

「あと私が家でよく作るのは、豆苗とひき肉の春巻き。豆苗とひき肉を炒めずに生のまま巻いて揚げるだけなので簡単ですよ!(石川さん)」

平日に揚げたての春巻きを食べる、という夢を抱いていたみなさん。どうやら叶いそうですよ!!

あまった皮でアレンジ! とにかくなんでも巻いてみよう

春巻きの皮のよくあるお悩みが、「あまった皮をどう使おう」問題。こちらも相談してみたところ、「モランボン 春巻の皮」を使った手軽なアレンジレシピをたくさんご提案いただきました! 全部紹介しきれないので、いくつかピックアップしてご紹介しますね。

1番手軽だったのが、春巻きの皮にハムとチーズをのせてくるくると巻き、4等分にしてトースターで焼いた「ハムとチーズのひとくちブリトー」。

ハムとチーズをのせて巻くだけ!

「春巻の皮でハムとチーズのひとくちブリトー」

思い立ったときに10分ほどで作れるから、子どものおやつやおつまみにぴったりです!

春巻きの皮はトースターでもパリパリに仕上がります。ほかにもアスパラを巻いたり、サラダチキンと大葉を巻いたり…意外となんでも合うので、いろいろ巻いてみてください! トースターなら簡単だし、油を使わない分ヘルシーですよ(村上さん)」

春巻きの皮にオリーブ油をぬって1枚ずつ重ねてトースターで焼く「ミルフィーユピザ」もおいしそう! 層になった皮がパリパリ、フルーツやアイスクリームをのせればスイーツとしても楽しめます。

「春巻の皮でパリパリ!ミルフィーユピザ」


『モランボン 春巻の皮』はそのまま食べられるので、焼肉を巻いたり、ハムやサラダ野菜を巻いたり、好きな具材を巻いて食べるのもおすすめです。トルティーヤみたいでおいしいですよ!(村上さん)」

春巻きの皮があまったときはもちろん、これだけのために春巻きの皮を調達したくなるようなレシピばかりですね!

* * *

今回の春巻きの皮に関するプチ情報、みなさんも「へぇ~!」の連続だったんじゃないでしょうか? なにより春巻きが食べたくなりましたよね!!

いつも皮がやぶけて困っていた人も、ポイントを知った今日からはきっと上手に作れるはず! 包むときはぜひ皮の「表」と「裏」を意識してみてくださいね。


~番外編:餃子の皮があまったら~

餃子の皮でも有名なモランボンさん。今回は餃子の皮のとっておきレシピもこっそり教えてくれたので、紹介しちゃいます!

1つは餃子の皮を耐熱容器に入れて。もう1つは円すい形にくるっと巻いて水溶き小麦粉(または水)でとめ、形がくずれないようにアルミホイルを中に入れます。

あまった餃子の皮をアレンジ

トースターに入れて3~5分ほど焼き、アイスや生クリームを入れると…!! 1つはカップスイーツに、もう1つはラングドシャブーケのようになりました!

餃子の皮がかわいいスイーツに大変身!

これには子どもも大喜び! 親子で一緒に作っても楽しそうです♪

文=齋藤久美子

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Information

◆「春巻きの皮」の商品情報はこちら!
モランボン 春巻きの皮

◆製造メーカーが教える!おいしい春巻きのレシピ
おいしい春巻きの作り方

◆「春巻きの皮」を使ったレシピはこちら!
モランボン おすすめレシピ(春巻きに関するレシピ)

◆商品に関するお問い合わせ
モランボン株式会社 お客様相談室
tel.0120-530-850(9時~12時、13時~17時 土・日曜、祝日を除く)
https://www.moranbong.co.jp

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