問題をちゃんと読めない小1娘。計算はできるけど文章題が全滅です【小川大介先生の子育てよろず相談室セレクション】

#育児・子育て   
文章題になるとダメだな…

教育家の小川大介先生が、悩める親たちにアドバイス。「うちの子のこんなところが心配」「私の接し方、コレでいいの?」など、子育てに関するありとあらゆる悩みにお答えしてきた『小川大介先生の子育てよろず相談室』。その中から、特に反響の大きかったお悩みを漫画でご紹介します!

Yさんのお悩み

算数は得意と自信を持っていました

問題文が読めてない?

文章題になるとダメだな…

興味がありそうな本を与えてみると

まだ問題読んでなくない?

助言をしてみても

なんて態度…!

「やりたい」「やりたくない」の自己主張が強いんだよなぁ


小学1年生の娘についての相談です。年長の時から公文の算数に通ったり、自宅でドリルをやったりなど、学習準備をしてきて、本人も算数は得意と自信を持っていました。ところが、小学校に入ってより具体的な問題を解くようになって、問題をしっかり読めていないという弱点が発覚。先日受けたテストでも、解ける問題なのに、きちんと読んでいないために間違えているというのが多く見受けられました。例えば、「8から2をとったらなんですか?」と聞かれているのに「10」と答えていたり、正方形や長方形のブロックが重なっていて、その数を答える問題で、正方形の数を聞かれているのに、正方形と長方形を全部足した数を答えていたりなどです。

実は公文でも、かけ算くらいまで進んではいたのですが、簡単な足し算引き算の文章問題が解けていませんでした。単に数字をこなしているだけであまり身についていないように感じたので、入学前に辞め、今はもうちょっと簡単なドリルをさせたり、本を読ませてみたりしています。読みたい本に関しては最初から最後までちゃんと読めるのですが、問題を解くとなると4行くらいの算数の問題でも「すっごく長い、やだー」と言って読まずに問題を解き出します。国語などは問題文を見るだけで拒否反応を示し、早くも「国語は嫌い」と投げ出してしまっている状態です。

問題をちゃんと読むようにいつも言うのですが、「はい、はい、はい」「あー、もうわかってるよ」みたいな感じの反抗的な態度。また、本人にわからない問題を聞かれて教えている時も、途中で「はぁ…」みたいな生意気な態度をとることが多く、うまく会話ができません。もともと娘は「あれがしたい」「これは嫌」など、自己主張がはっきりしているタイプため、抑え込むと悪い方向に進むように思い、優しくしてみたり、厳しくしてみたり、私の態度も揺れ動いています。自分でもどのように対応すればよいかわからなくなっているので、アドバイスをいただきたいです。(Yさん・40歳)

次ページ:このお悩みへの小川先生の回答は…?(2/2)

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