【最終回ネタバレ】ドアに穴?男たちの異常な行動に振り回された女子大生の実話/扉の向こうに誰かいる。

#くらし   

【ネタバレ】ストーカー行為は隣の人のしわざ?

その後、友人たちにいままでの経緯を話したちなさん。しかし、彼女たちが部屋の前に来たときには誰もおらず、すれ違った人もいなかったと言います。

「扉の向こうに誰かいる。 男たちがずっと私を監視しています」より

友人たちには警察に相談するようすすめられましたが、当時のちなさんは、自分の見たものに確信が持てなくなっていました。穴が開いていることに対する恐怖心から幻覚を見たのかもしれないと思っていたのです。

次の日の早朝、心配して夜通し部屋にいてくれた友人たちを送り出し自宅に戻ってくると、ちなさんの部屋のドアの前にフードをかぶった男性が…。
そして次の瞬間、なんとその男はドアの穴をのぞき込みました!

「扉の向こうに誰かいる。 男たちがずっと私を監視しています」より

そして男はおもむろに隣の部屋の前へと移動。その様子をかたずを飲んで見つめ続けるちなさんでしたが、振り返りざまの男と目が合ってしまったのです…!!

「扉の向こうに誰かいる。 男たちがずっと私を監視しています」より


【ネタバレ】背後に誰かいる⁉怖くて止まれない

その場でかがみこんだちなさんの脳裏によぎった考えは、「目」は隣人のものではないかということ。警察に通報することを決めた彼女は、スマホを取りに、自室に戻ります。

部屋に戻ったとたんに響く、隣室からの「コン、コン」というノックの音。それが隣人からの脅しに聞こえたちなさんは、一心不乱に部屋を飛び出し、走り出したのでした。

「扉の向こうに誰かいる。 男たちがずっと私を監視しています」より

向かった先はAくんの家でした。部屋をのぞいていた犯人が隣人かもしれないことを話すと、Aくんは「研究の邪魔をしないなら」という条件付きで、ちなさんを中に招き入れてくれます。さらに彼はちなさんを優しく抱きしめました。

しかし次にAくんから出たのは「ちなちゃんは俺以外の男の人に裸を見せたことになるんだよね」という言葉でした。

「汚い 吐き気がする」

そう嘆く彼はちなさんに、ずっと傍にいるよう命じます。

「扉の向こうに誰かいる。 男たちがずっと私を監視しています」より

ちなさんの軟禁生活がここから始まったのです。

次ページ:運命の人だと思っていたAくん…でも真実は(4/4)

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