下半身はプルプル祭り! ド緊張のプレゼンを終えて、運命の口頭試問へ/ただの主婦が東大目指してみた(55)
上半身はそんなこんなで自信満々風だったけど、
なんて幸運なんだろう。ナイスな教壇のおかげでプルプルし放題だ。
貧乏ゆすりに緊張のプルプルに……この教室の下半身は忙しい。
そんな感じで緊張しつつも予定通り発表を続けていたら、
ええっ!?
まだ体感では4分しか経ってないのに、もう終了!?
前で東大教授陣がちょっとざわついた。
どうやら時間管理係の教授がタイマーの設定をミスったようだ。
そのおかげで厳密だったはずの時間制限がなんだかうやむやになって、私の説明時間はちょっと増えた。
これもある意味、幸運!
そして良い感じで発表が終わり、ついに口頭試問が始まった。
初っ端……あの教授が口を開いた
おっ! 想定してた質問が来た!
心の中でガッツポーズをしたけど、この簡単そうな質問が私の東大受験の中で最も地獄の試練なのだった。
著=ただっち/『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)
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