「めんどくさい」が危険信号…!?気をつけたい【老け脳】を招く口癖と習慣をセルフチェック!

#くらし   
老いは避けがたい変化ですが、それを諦めるか、逆に年齢にとらわれずに挑戦するかで、今後の脳力に差がつきます!

加齢で覚えられないのは「思い込み」の場合も多い

脳の働きが悪くなったと感じている人の中には「年齢のせい」と思う人もいるかもしれません。

しかしそうとはいい切れないのだとか。

「高齢者と若者のグループが同じテストをするという実験で、記憶テストだと伝えた場合と、心理テストと伝えてから行った場合、後者では点数差が少なかったという結果が出ています。

つまり年だから覚えられないのは思い込みも大きいのです。

老いは避けがたい変化ですが、それを諦めるか、逆に年齢にとらわれずに挑戦するかで、今後の脳力に差がつきます」

脳をダメにする危険な口癖

脳をダメにする危険な口癖

「めんどくさ…」
▷自分ができることばかりやると脳への刺激が減少。面倒なことでも、脳トレだと思ってあえて挑戦!

「そのアイドル、知らなーい」
▷新しいものへの興味や関心が薄くなっているサイン。「知らないから教えて!」の好奇心で脳を刺激して。

「もう私、年なんでそういうの無理…」
▷脳の年齢=年を重ねた数ではないもの。年齢をいい訳に「やらない」のは、脳の成長を奪う行為です。


脳力を使うか捨てるかは、あなたしだい!

便利なものがある現代では、簡単なことすら覚えようとしないため、脳力が衰えているのだとか。

「運動をしなければ筋力が落ちてしまうように、脳も使わなければ老ける一方。

逆にいえば脳を適度に鍛えれば、若々しさをキープできる
と考えられているのです。

コロナ禍になって、メイクをしない、洋服を買わなくなったといった声をよく耳にします。

人によっては今の生活がラクに感じるかもしれません。

しかし、五感への刺激が少ないことは、脳にとってあまりいい状況ではないもの。

そんな時代こそ、楽器を弾いたり、新しい勉強を始めたりなど、ふだんやらないことに挑戦して、脳のさまざまな部分を刺激し、老けにくい脳に変えていきましょう」(枝川先生)



取材・文 平川 恵 イラスト まつむらあきひろ

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Information

今回教えてくれたのは▷早稲田大学 理工学術院教授 枝川義邦 先生
脳科学者。脳の仕組みや働きをベースに、人間の思考や行動、企業経営などについてひもとく。
著書に 『「脳が若い人」と「脳が老ける人」の習慣』(明日香出版社)など多数。



<レタスクラブ’22年2月号より>






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