どこに置くかちゃんと決めた？ 100円「収納ケース」の選び方＆活用テク

100円グッズの中でも人気の「収納ケース」。でも、サイズも色もバリエーションが豊富だから迷ってしまいますよね。収納上手な方たちは、どうやって選んでいるのでしょうか？

「時短がかなう100円グッズ THE BEST」今回は、インスタで人気の整理収納アドバイザーさんに、収納ケースの上手な選び方をお聞きしました。

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▶︎教えてくれたのは
能登屋英里さん

ビジュアルコンサルタント、整理収納アドバイザー。築50年、52平米のマンションに住み、むだなく心地よい暮らしを提案している。夫、小学生の娘との3人暮らし。本誌で「家事が2割減る片づけ」を連載中。
Instagram：@eiriyyy_interior

収納場所のサイズはきっちり測るべし

幅は金具の内側を測る

まずは改善したい棚の寸法を測ります。このとき注意したいのが、幅の測り方。扉がある場合は、内側に金具がついています。メジャーを金具の内側に合わせて採寸を。「引き出せる箱をぴったり並べたのに、金具がじゃまで引き出せない……といった、ありがちな失敗を防ぎます」

奥行きは棚板を測る

奥行きの寸法は、棚板を測ります。これは棚板のほうがいちばん下段より短い場合が多いから。「いちばん下の段にぴったり合う箱を棚板に置くと、安定しない場合も。ふたのある箱は、ふたを閉めた状態の外寸が棚の奥行きに納まるか、忘れずに確認しましょう」

しまいたいものと配置をイメージする

1. 写真やメモに、今あるものやサイズを書き、全体を把握

お店に行ったときにも確認できるように、写真やメモにサイズや中身を書き出して、配置を客観的にチェック。

2. ここにこれがあったらいいな！を、書き込んでいく

薬類を取り出しやすくしたいなどと理想を書くと、引き出しや透明の箱など、欲しいグッズが想像できます。

色に迷ったときは「白」を選ぶのが正解

ダークな色の棚に黒いボックスを入れたいなどのイメージがある場合は別として、色で困ったときは白をチョイス。「形やサイズ違いでも、白い商品は必ずあるので、ランダムに並べてもすっきり見えます」

ケースや箱の内側に突起がないものを！

ぱっと見は似た形状のケースでも、商品によっては内側に突起のある場合も。「小さな違いですが、使いやすさには大きな差が。デッドスペースなしに使える、突起物のないタイプを選びましょう！」

使わないときにスタッキングできるとなおよし

生活スタイルの変化によって、収納も変化させるべき、と能登屋さん。「ライフスタイルの変化で、収納グッズの出番が一時的になくなることも。収納グッズ自体をコンパクトに収納できれば、処分せずに次の出番を待てます」

大人気の「トリムバスケット」は家じゅうでマルチに使える！

能登屋さんイチオシの100円収納グッズは、家じゅうで使えてむだになりません。
どこに置いてもなじむシンプルなデザイン。デッドスペースの少ないスクエア型で、スタッキングもできます。

トリムバスケット ワイド ¥110/Seria

【キッチン収納に！】
かさばる乾物やストック食品、瓶類をまとめて入れるなど、キッチンで食品を管理するのにも便利。ラベルに食品名と賞味期限をメモして。

使いかけの袋物をまとめたり、ジャム瓶やバターをまとめるのもアリ。取っ手があるので冷蔵庫の上段に置いて引き出して使えます。

【洗剤入れに！】
拭きやすい素材なので、液漏れしやすい洗剤入れにもぴったり。取り出しやすく、かつボトルが倒れにくいちょうどいい高さも魅力！

シャンプーやスプレーなど、水まわりのストック収納に。サイドがメッシュになっていて通気性がいいので、湿気がたまりやすい場所にも最適。

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サイズが合わない収納ケースを使うと、デッドスペースが生まれ、かえって収納力を減らしてしまうことに。ぴったりサイズを吟味しましょう！

編集協力/田中理恵
　
【レタスクラブ編集部】