空海の精進料理がヘルシー弁当に！ 楊貴妃ら映画に登場する美女をイメージ
2月24日から全国ロードショーとなる映画「空海ーKU-KAI―美しき王妃の謎」の公開を記念して、映画の世界観をイメージしたオリジナル弁当ができました。
法人・団体向けお弁当の総合インターネットモール「ごちクル」とデリバリー型社員食堂「シャショクル」で、職場や趣味の集まりの場などに届けてもらえます。
楊貴妃ら3人の美女をイメージ
3種類のお弁当には、それぞれ「楊貴妃（ようきひ）」「春琴（しゅんきん）」「玉蓮（ぎょくれん）」と、映画に登場する華やかな女性たちの名前が付けられています。
映画のヒロイン「楊貴妃」は、歴史にその名を遺す「傾国の美女」です。その美貌と魅惑のイメージを、気品ある紫の容器に詰め込んでいます。塩炊きのご飯に乗った艶のある黒豆は、楊貴妃の黒い瞳と豊かな黒髪を表しているのだとか。
美しい踊り子の「玉蓮」のお弁当は、鮮やかでも落ち着きのある赤い箱。彼女の華やかさと躍動感をイメージして、中にも赤色の豆、あかささげが入っています。
黒い箱で清廉なイメージを表しているのは、貞淑な妻である「春琴」のお弁当。青豆と大豆で、清らかさと豊かな実りを表現しています。
ヘルシーで美味しい精進料理
空海ゆかりの地である高野山は、精進料理が発展した地としても有名です。今回のお弁当は、高野山にある宿坊が監修した本格的な精進料理弁当となっています。
それぞれのお弁当には、ヘルシーな野菜中心のおかずに、2枚のたくあんが添えられています。1枚はごはんと一緒に、そしてもう1枚は最後までとっておいて、容器に残ったご飯粒やわずかな食材までも残さずさらうために付いているのだとか。これは仏道の、少しも食べ物を無駄にしない精神に倣ったもの。映画のモデルとなった空海も、そんな風に食事をしていたのかもしれませんね。
そんな空海が主人公の映画「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎」は、今から1200年前、唐に渡った空海が王朝を震撼させる怪事件に遭遇し、謎を追求する物語です。空海が対峙することとなった、歴史に隠された哀しき運命とは―――
映画のスペクタクルな世界観を詰め込んだお弁当を職場の仲間や友人と一緒に食べれば、映画や歴史の話で盛り上がりそうですね。ヒロインたちの美しさや遠き日の空海を思い起こしながら、ぜひ味わってみてください。
【関連レシピ】高野豆腐の含め煮
高野山で発案されたと言われている高野豆腐。電子レンジで、ふっくら美味しい煮物が簡単にできますよ。
＜材料＞（2人分）
高野豆腐…2枚
貝割れ菜…適宜
煮汁
・だし汁…1カップ
・砂糖…大さじ2
・みりん…小さじ2
・しょうゆ、塩…各小さじ1/2
・練りがらし
＜作り方＞
1.耐熱皿に煮汁の材料を入れて混ぜ、高野豆腐を並べて入れる。小皿などをのせて落としぶたにし、ふんわりとラップをかけて電子レンジで約6分加熱する。そのまま粗熱がとれるまでおく。
2.食べやすい大きさに切って器に盛り、貝割れ菜とからし適宜を添える。
