そんな吹きかけ方あったんだ！？プロに教わる「ほぼ触らない掃除ありました」(2)【キッチン編】

普段はなかなか時間をかけてガッツリ掃除できないのが、キッチンまわりのしつこい汚れ！

吹きこぼれや油ハネで毎日汚れが溜まっていくガスコンロや換気扇フィルターも、スプレー洗剤を駆使して短時間で全部キレイにスッキリしちゃいましょ♪

「そんな吹きかけ方あるの!?」というプロのワザを、カリスマ家政婦・みけままさんに教えてもらいました！

1回目の浴室・トイレ編に引き続き、教えていただくのはタスカジのみけままさんです^ ^

プロのワザはこの人にお任せ！▷タスカジ みけままさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の大人気家政婦。

ハウスクリーニング歴15年のキャリアで、掃除術を熟知する達人。

著書に『タスカジさんが教える 最強の「家事ワザ」』（マガジンハウス）。

ほぼ触らない掃除はスプレー使い＆プロのワザでかなう！

「最近のスプレー洗剤はとにかく性能が抜群！」とみけままさん。

ボトルの耐久性も高く、軽い力でプッシュでき、使う場所に合わせた成分や形状を取り入れることで、掃除のしやすさが格段に上がっているそう。

「吹きつけるときは、汚れがたまりやすい所を目がける、

そして吹きつけたあと洗剤がどう流れるかも予想する、

さらに少し時間を置いてから流す。

これがプロのワザです！」

スプレー使いはこの2つを使い分け！

【汚れに長くとどまる泡スプレー】

汚れにピンポイントに吹きつけられ、長くとどまるのが泡のいいところ。

「スプレーして数分置いておけば、泡が汚れに密着し、浮かせてくれるので、こすらずにほったらかしでも大抵はきれいに！」

【手早く広範囲に吹きつけられる霧スプレー】

スプレー洗剤は霧（広範囲）と泡（狭い範囲）に切り替えられるものが多い。

「広い面に洗剤を吹きつけたいときには霧が便利。

細かいミスト状になり、汚れにまんべんなく洗剤が行き渡ります」。

ボトルにより切り替え方が違うので確認を。

※「霧スプレー」とは、広範囲に吹きつけられる「広い泡」、「泡スプレー」とは、狙いを定め、長く汚れにとどまる「狭い泡」と定義しています。

コンロのこびりつきは泡と霧のWかけ！

1▷五徳のこびりつき汚れに泡スプレーを吹く

「汚れを覆うように泡を置く！」

2▷ガス台のひどい汚れには泡、軽い汚れには霧のスプレーを吹く

「五徳の周りは泡！　それ以外の広い面は霧！」

3▷五徳を洗い流す＆ガス台を十分に水拭きする

「お湯で流せば油汚れが落ちやすい！＆ゴシゴシこすらなくてもサッと落ちる！」

【みけままさんおすすめ！】マジックリンハンディスプレー　400ml オープン価格/花王

コンロやグリル、換気扇などキッチンの油汚れを分解するスプレータイプの強力洗剤。

「しつこい油汚れもすっきり。汚れが浮いてきたら雑巾で拭き取って」。

アルコールを毎日吹きかけるだけで除菌に

「必ず触る蛇口のレバーも念入りに！」

▷キッチン用 アルコール除菌スプレー400ml オープン価格/フマキラー

キッチンは汚れだけでなく、菌も気になる部分。

「調理後にサッと掃除をしたら、コンロやシンクまわりにアルコールスプレーをシュッ！　

このひと手間で、菌による汚れをためない予防掃除に」

換気扇フィルターは霧を上から 斜めかけ！

NG!「そのまま吹きつけると網を通過して洗剤がむだに……」

1▷フィルターの表面にスプレーを吹く

「斜めに吹くことで洗剤がまんべんなくかかる！」

2▷5～10分置いたら、お湯で流す

排のヌメリは水口泡でつけ置き！

1▷パーツをできるだけ外しパイプ内にスプレーを吹く

「内部を目がけて3プッシュ！」

2▷パーツと排水口の縁にスプレーを吹く

「洗剤が流れて内部にもまんべんなく行き渡る！」

3▷カゴだけ元に戻して10分ほど置いたら水で流す

「カゴの縁裏にも泡がついて一石二鳥！」

【みけままさんおすすめ！】キッチン泡ハイター　400ml オープン価格/花王 400ml オープン価格/花王

塩素系のスプレータイプ台所用漂白剤。

「まな板などの除菌や漂白はもちろん、排水口のヌメリや消臭にもこれが一番！」。

スプレー洗剤以外にもまだあった！！「触らない」掃除アイテム

ルックプラス 清潔リセット キッチン用排水口クリーナー 粉末発泡タイプ 2包入 オープン価格/ライオン

キッチンの排水口クリーナー。

スティック1本の粉をゴミ受けカゴの底にまんべんなく入れて、コップ1杯の水をゆっくりかけるだけ！　

排水口を濃密な泡が包み込んで、30分後には汚れがすっきり。

99.9%除菌し、消臭効果もあります。

「ゴミ受けカゴにさえ触らずにモコモコの泡がヌメリをオフ！」

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スプレーをやみくもに連続噴射するスタイルだった私、今回の取材で全体に行き渡らせるコツを習得。泡スプレーもわが家にお迎えしました。

(編集部　神岡より）

【レタスクラブ編集部】