寝る前にちゃちゃっとカビ予防すれば安心!!じめじめは「夜家事」で解決【掃除のプロに聞く防カビ・前編】

#くらし   

カビを寄せつけいないための!

カビを寄せつけないための防カビ3ワード

カビは温度20~30℃、湿度は60%以上で発生し、ゴミやホコリや石けんカスなどを餌に増殖します。
だからカビが好む要素を取り除けばカビは増えない!
基本の大原則と、取り入れてほしい防カビテクを紹介します。

これだけ覚えとこう!大原則3

1▷ドアや扉をあけて「換気」
カビの繁殖を防ぐには、何よりもたまった湿気を外に出し、湿度を下げることが重要。
密閉空間にものがあふれていると、空気の流れが遮られ、カビが繁殖しやすくなるので、ドア、棚の扉、引き出しなどはできるだけあけて。
換気をして空気の流れをつくりましょう。

2▷内部をよく「乾燥」
湿度を下げるためにはまず換気。
そしてよく乾燥させることが大事です。
とはいえ梅雨どきはそもそも空気中の湿度が高く、換気しても湿度が60%以下にならないことも。
そんなときはエアコンのドライ機能や、扇風機などで湿気を飛ばす工夫が有効です。

3▷湿気やカビを防ぐ「グッズを活用」
換気、乾燥後は、湿気やカビを防ぐための防カビグッズを使って。
今は除菌スプレーやくん煙剤、浴室に貼るものから冷蔵庫に置くもの、クローゼットにつるすものまで、数多く販売されています。
家の各所に置いてカビが嫌がる環境をキープして。

これならすぐにマネできそう!

意外に知らない防カビテク3

1▷扇風機は「上向き」
防カビ対策として扇風機やサーキュレーターを使う場合は、風を壁や天井に当てて跳ね返らせ、空気の循環を促しましょう。
扇風機は斜め上か上向きにすると効果的。

扇風機は上向きに。


2▷エアコン使用後は「送風」
夏は冷気が温まってカビが発生、冬は結露でカビが発生。
エアコン内部はまさにカビの温床です。
しかもそのカビはエアコンの風に乗り、部屋中に飛び散ります。
カビを予防するにはエアコンを切る前に送風に切り替えて、1~2時間ほど内部をよく乾燥させるのが◎。

3▷通気口は「あけっ放し」
カビ予防には、常にキッチン、浴室、トイレなどに設置された通気口を全開にしておくのがベスト。
家の通気口が閉まりっ放しになっていないかどうか、いま一度確認を。浴室などに24時間換気システムがあれば、常時運転させ、空気の流れをつくっておくのがよいでしょう。

次ページ:寝る前3分の「防カビパトロール」って…!?(3/3)

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