悪夢の始まりは「お母さんが幸せになるなら」。実母の再婚でダメ男に侵食され出した我が家(4)
「家族」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
「安心できる場所」「親と子の絆」など、さまざまなイメージが挙げられます。社会生活を送る上で一番小さなコミュニティとされる「家族」。成長途中の子どもにとっては、あらゆる人間関係のベースなるとも言えます。
両親の離婚、男性依存症の母親、次々と現れる交際相手の男性たち。機能不全家族の中でネグレクトを受けて育ったカナンさんの心の傷は、成長するにつれ人格形成に大きく影響するように。思春期でも異性との関わりがうまくいかずに男性不信に陥り、自分も母親と同じようになるのではないかという恐怖との葛藤。結婚観が同じ相手と結婚をするも、子どもに対しての考えの違いから、改めて自分が過去の呪縛に囚われていることを痛感するのでした。
毒親やネグレクトといった問題が提起される現在、さまざまな家族の形から、改めて「家族」という存在の重要性が問われているのかもしれません。
※本記事はヤマダカナン著の書籍『母になるのがおそろしい』から一部抜粋・編集しました。
この記事に共感したら
Information
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
おすすめ読みもの(PR)
コミックエッセイランキング
-
1
「壮絶」「読んでいて苦しくなった」若年性認知症を発症した48歳の母を介護したのは小学5年生の息子だった…徘徊する母を連れ戻すのが日常という過酷な現実
-
2
「母親になっても続くの!?」美人がゆえの苦労を糧に。たくましく生きてきた白川さん母娘/メンタル強め美女白川さん2(3)
-
3
「本当にありがとう!」店長に軽くあしらわれた質問を本部に聞いてみた結果/女社会の歩き方(16)
-
4
神秘的な桜のトリコ!お花見大好きなスウェーデン人漫画家/北欧女子オーサが見つけた日本の不思議5(1)
-
5
少しも考えてくれないの? 一人暮らしの生活水準が理解できていない実家暮らしの彼氏/子ども部屋おじさんの彼と一緒に住みたい私の100日間戦争(7)