狭くてもOK！ 便利グッズと配置変えでキッチンが生まれ変わる／きれいな家をつくる「整理収納」術（1）

狭くても！ 収納が少なくても！
便利グッズと配置変えで生まれ変わる！

「狭くてどうにもならない」と諦めるのはちょっと待った！　
今どきのグッズを利用したり、置き場所を見直すだけでも、使いやすさに差が出ます！

教えてくれたのは

能登屋英里さん
整理収納アドバイザー、ビジュアルコンサルタント。築50年、52平方メートルのマンションをリノベーションする際、キッチンで使うものをリスト化し、収納場所を検討した経験が。夫、5歳の娘の3人家族。

BEFORE

水切りカゴにトレイを載せて食材をセット。
調理台には切った食材と洗剤が入り乱れ、食材がコンロのほうまではみ出ることも。火を使うときは危険！

AFTER

一時置きにも使える水切りプレートを調理台の横につけ、作業スペースを拡張。コンロまわりにも置き場所ができたことで、作業スペースもゆとりたっぷり。

整理できたそのワケは…？
シンクに収納パネルをつけて「洗う」と「作る」をゾーン分け

洗剤や布巾、まな板など、シンクまわりにごちゃっと置かれているものの片づけに着目。収納パネルで「ゾーン収納」し、使いやすさを向上！

A　折り畳める水切りで、調理台を拡張
水切りプレートは、食材や食器の一時置きのほか、洗った野菜の水切りにも便利。調理台とつながり、スペースも拡張。水切りカゴはシンク下で収納カゴとして再利用。

【使ったグッズ】山崎実業の tower 折り畳み水切りプレートシリコーントレー付き L
水切りカゴをやめて、水切りと調理台を兼用でき、畳めるプレートを導入！

B　調理台の近くにまな板を
「まな板は調理台の前に立って、最短距離で手に取れる位置にあると便利です」（能登屋さん）。
また、レシピ本を立てかけるなど、さまざまな使い方ができるのもメリット。

【使ったグッズ】山崎実業の tower 自立式メッシュパネル用まな板ハンガー
まな板のほかにもレシピ本を開いたり、ペットボトルの水切りに使えます！

C　布巾掛けを設けてプチストレスを解消
いつもシンクの縁に掛けていた布巾。
片づける定位置を設けたことで、体が当たってぱらっと落ちて拾うなど、よけいなストレスがなくなり、見た目もすっきり！

【使ったグッズ】山崎実業の tower 自立式メッシュパネル用布巾ハンガー
布巾や洗剤の専用ラックを設けて、定位置を確保。

D　洗剤類はシンクの奥に
今までは調理台に置かれていた洗剤類をシンク奥の左隅に配置。
「調理をするのは右側、洗うのは左側と、使用目的でゾーンを分けると作業がしやすくなり、時短につながります」

【使ったグッズ】山崎実業の tower 自立式メッシュパネル用ボトルラック

E　「つるす」「浮かす」 で掃除グッズを集約
無造作に置かれていた掃除ブラシは、クリップつきのフックでつるし、手洗いソープやスポンジは吸盤つきのグッズで浮かせて収納。
「水けをためない置き方で掃除の負担も減らせます」

【使ったグッズ】山崎実業の tower 吸盤ディスペンサーホルダー、マーナの POCO キッチンスポンジ（吸盤付き）
シンク内は浮かせる収納にし、掃除のしやすさを重視。

※ここで掲載している商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。