皇族に生まれた天真爛漫な少女。激動のヨーロッパで政略結婚へと導かれ【悲劇の王妃マリ・アントワネット】(2)

のちのマリ・アントワネット

37年で生涯を終えたプリンセス。世界が憧れる存在に待っていた残酷な運命とは【悲劇の王妃マリ・アントワネット】
『まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃』2話【全10話】


贅沢でわがままと言われ、37歳の若さでフランス革命の犠牲者となったフランスの王妃マリ・アントワネット。誰もが知る悲劇のプリンセスは、なぜ数奇な運命をたどることになったのか――。

オーストリアの皇女に生まれた天真爛漫な少女は、わずか14歳で結婚し、やがてフランス王妃へ。ヴェルサイユ宮殿での派手な暮らしぶりが悪目立ちする彼女でしたが、その裏には異国での寂しさや、夫が心を開いてくれない孤独感など、1人の女性として様々な苦悩がありました。幼少期からの歩みを紐解き、アントワネットの素顔に迫ってみましょう。

※本記事は監修/長谷川まゆ帆、まんが作画/上地優歩の書籍『まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃』から一部抜粋・編集しました。


皇女の誕生

母は女帝マリア・テレジア

当時のヨーロッパ情勢

幼少のアントニア

皇族の心得


オーストリアの皇女として生まれたマリ・アントワネット。国同士の覇権争いが激しかったこの時代、皇族は政治的同盟のために嫁ぎ先が決まる運命にあり、まだ幼いアントワネットもその一人でした。

※人名、地名などの表記は、小・中学校の教科書にもとづいています

監修=長谷川まゆ帆  まんが作画=上地優歩/『まんが人物伝 マリ・アントワネット 革命に散った悲劇の王妃』(KADOKAWA)

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