単身赴任中の夫に娘の不登校がバレた!先走る父よ、待って!/娘が学校に行きません(12)

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学校行ってないんだって!

『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』12話【全23話】


文部科学省が2021年10月に発表した「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2020年度、小中学校における長期欠席者の数は28万7747人、そのうち不登校の児童生徒数は19万6127人に及び、8年連続で増えているのだそう。

数々の人気コミックエッセイを手掛ける漫画家・野原広子さんの娘・トモちゃんも不登校になった児童の一人。小学5年生のある朝「今日だけでいいから学校休ませて」と言い出します。野原さんが「今日だけだよ」と許可したところ、そこから学校の話をすると喘息や発熱するようになり、学校に行けず不登校状態になってしまいました。叱咤も励ましもトモちゃんには効かず、どうしたらいいのか悩む野原さん。暗く深い迷路に迷い込んでしまった気分だったそうです。

野原さんの夫は単身赴任中。トモちゃんのことを大事に思うあまり、事態をかえってややこしくしてしまうのではと、野原さんはトモちゃんの不登校を夫に話していなかったそうです。普段一緒に暮らしていない人にどこまで話をするのか、子どもとどう向き合うのがいいのかは難しい問題ですよね。もしあなただったらどうしますか?

※本記事は野原広子著の書籍『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』から一部抜粋・編集しました。

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