和風の材料としんなり炒めてコクましまし!「白菜とひき肉のひじきおかかポン酢炒め」
寒くなると甘みやみずみずしさが増す白菜。加熱すればたっぷり食べられるし、生ならシャキシャキとした食感を楽しめます。なかでも、注目は炒めもの。しんなりする程度に歯ざわりよく炒めた白菜には、しっかりした味つけがよく合います。そこで今回は、ご飯がすすむ「白菜とひき肉のひじきおかかポン酢炒め」のレシピを紹介します。
白菜は万能野菜。その実力とは?
白菜の特徴
一年を通して店に並ぶ白菜ですが、旬は冬です。寒くなればなるほど、肉厚になって甘みが増します。一般的な白菜は重さ3〜4kgですが、1kg前後と小さくて使いやすいミニ白菜もあります。和・洋・中どんなジャンルの料理にも合うので、鍋ものをはじめ、冬の食卓には欠かせない野菜です。炒めもの、煮もの、蒸しもの、スープ、漬けもの、サラダと、幅広く使ってみましょう。
白菜の選び方
先端がしっかり巻いて閉じていて、持つとずっしり重みを感じるものが◎。1/2や1/4カット白菜は、切り口を見て、みずみずしいものを選びましょう。芯(しん)が盛り上がっているもの、青いものは、カットしてから時間がたっている証拠です。保存する場合は、1玉まるごとなら、新聞紙2〜3枚に包んで、立てた状態で冷暗所に保存します。使い残した白菜は、湿らせた新聞紙で包んで冷蔵庫へ入れると、水分が抜けにくく、鮮度が保てます。
白菜の栄養
ビタミンC、食物繊維などの栄養素が、特別多い野菜ではありません。でも、加熱すると一度にたくさんの量が食べられるので、栄養をたっぷりととることができます。鍋や汁ものの場合は、汁も残さず食べるようにしましょう。汁に溶け出たビタミンCを摂取できます。カリウムが豊富に含まれ、血圧を上昇させるナトリウムを排せつするのに有効なので、高血圧予防の効果も期待できます。
さまざまにアレンジできて、味の主張が強くないので万人ウケし、熱を加えれば柔らかくなって子どもから高齢者まで食べやすい、白菜。次にご紹介する、しんなり炒めた白菜をもりもり食べられるレシピも、ぜひ作ってみてくださいね。
* * *
白菜とひき肉のひじきおかかポン酢炒め
食べ飽きない和風の炒めもの
[ 材料・4人分 ]*1人分233kcal
・白菜・・・ 1/4株(600g)
・鶏ひき肉・・・ 300g
・芽ひじき(乾燥)・・・ 20g
■ 合わせ調味料
ポン酢しょうゆ・・・ 大さじ4
みりん ・・・大さじ2
塩・・・ 小さじ1/4
片栗粉・・・ 小さじ1/2
・削りがつお ・・・1袋(5g)
●ごま油
[ 作り方 ]
1. 芽ひじきはたっぷりの水に10分ほど浸してもどす。ザルに上げて手で押しつけるようにして水気をきる。白菜は葉元と葉先に分け、葉元は5~6㎝長さ、1㎝幅の細切り、葉先は大きめの一口大に切る。合わせ調味料の材料は混ぜる。
2. フライパンにごま油大さじ1を熱し、ひき肉をほぐしながら炒める。肉の色が変わったらひじき、白菜の葉元を加え、葉元が透き通ってくるまで炒める。
3. 白菜の葉先を加えてさっと炒め、合わせ調味料を加えて炒める。葉先がしんなりとしたら、削りがつおを加えてさっと炒め合わせる。
* * *
芽ひじきや削りがつおといった和の風味が、淡泊な白菜の味に深みを与えます。炒めものだから短時間でささっと作れるのもうれしいですね。この冬は、さらに料理のバリエーションを増やして、白菜を食べつくしましょう!
調理/市瀬悦子 栄養計算/江沢いづみ 編集協力/早川徳美
【レタスクラブ編集部】
Information
調理/市瀬悦子
<レタスクラブ2023年1月号より>
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