多くの生物種が絶滅してきた。近い将来、人類絶滅の可能性も!?/人類なら知っておきたい 地球の雑学(145)

あらためて考えると、この地球(ほし)にまつわるさまざまなことは「知っているようで知らない」ことが多いのではないでしょうか…。
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をお届けします。
思わず誰かに話したくなる理系ウンチクは、職場や家庭での日々の雑談に役立つかもしれません!
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
今は大量絶滅期!? 人類が全滅してしまうかもしれない!
地球上の生命は、過去5億年のあいだに5回の大量絶滅を経験したといわれているが、世界は今、まさに6回目の大量絶滅を迎えつつあるといわれている。そして、過去に起こった絶滅は、火山の噴火や隕石の衝突、それにともなう気候変動などが引き金となったが、6回目の大量絶滅を引き起こす原因は、我々人類になるかもしれない。
最新の研究によれば、20世紀に発生した生物種の絶滅は、人類の活動がなかった頃に比べて約100倍のペースで進んだとされている。しかもこの研究は、ほ乳類、鳥類、は虫類、両生類など、我々がよく知る動物種だけに研究対象を絞ったデータに過ぎない。その数すらわかっていない、海や森などに生息する動植物を含めれば、さらに多くの生物種が、発見されることもなく絶滅している可能性が高いのだ。
いったいどのくらいの生物種が、いつ頃までに姿を消すのか。現在のところ、その詳細について具体的な予測を立てることは不可能とされている。しかし、過去の大量絶滅の時期に匹敵する速いペースで、多くの生物種が失われていることだけは事実である。
また、地球上の人口が70億人を超えたことで、今後も資源やエネルギーの消費などにより、環境に対する負荷が増え続けることも予想されている。人類がこうした環境負荷を減らす決断をしないかぎり、近い将来、生物種の消滅がさらに拡大していくだけでなく、人類も絶滅する種の一つになる可能性があることを、肝に銘じなければならないだろう。
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
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