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「私はボケてない!」受診拒否する祖母が頑なに認知症を認めたくない理由/嫌いから可愛いになった私のおばあちゃん(4)
『嫌いから可愛いになった私のおばあちゃん 認知症介護実録』4話【全28話】
「早期診断」「早期対応」が大切と言われる認知症。年を重ねていけば、男性女性関わらず誰でもかかる可能性のある身近な病気とされています。しかし実際に認知症になった人を直接ケアする立場になってみないと、その介護の大変さはわからないもの。もしくは自分自身が認知症となったときに、誰にどんなふうにケアをしてほしいか、そこまで踏み込んで考えている人は少ないかもしれません。
今回は、急速に認知症が進行した祖母と、介護する孫の過酷な実情を垣間見るエピソードをご紹介します。
学生時代から祖母・きみ子さんの家で彼氏くん(のちの夫)と3人暮らしをしていた孫娘のさとみさん。祖母のきみ子さんは元看護師で、夜勤もこなすパワフルな人でした。一方、認知症に対して偏見があり、「自分には関係のないこと」と言い放つこともしばしば。
そんなきみ子さんの言動に「あれ?」と思うことが増えていったさとみさん。まだそれが認知症の症状だと知る前のことでした…。
※本記事はさとみ著の書籍『嫌いから可愛いになった私のおばあちゃん 認知症介護実録』から一部抜粋・編集しました。
登場人物紹介
認めたくない理由
*参考文献『ボクはやっと認知症のことがわかった自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』長谷川和夫・猪熊律子 KADOKAWA(2019)
Information
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