【50歳からの資産形成】NISAを活用した再投資で大きな差が出る!/50歳からの「新NISA×高配当株投資」(7)

長い期間NISAを使うほどさらに得する

老後資金は貯金だけで大丈夫?不労所得で老後のゆとりをつくる方法
『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』7話【全11話】


子どもは独立したし、今まで貯めてきたお金が少しあるから…と預貯金だけで老後を迎えようとするのは、実は危険!? 物価が上がりお金の価値が下がっている今、ゆとりある老後を迎えるためには、「お金を生む資産」をもつことがポイントだそう。
資産形成を始めるには遅すぎると諦めず、50代から老後のゆとりを生む方法を学んでみませんか。


非課税はどれほどメリットがあるのか NISAを活用した再投資で大きな差が出る


NISA口座を使うだけで差が出る!


NISAで効率的な資産づくり

NISAを活用して投資をすると実際にどれくらいの差が出るか、50歳から65歳の15年間に積立投資を行う際の金額をシミュレーションしてみましょう。

トータルリターン7%(うち配当利回り4%)の株を毎月6万円で15年間積み立て、配当金はすべて再投資するとします。NISAを活用して投資を行うと、積立元本1080万円に822万円の運用益が加算されて、資産額は1902万円になります。配当金の再投資額はおよそ470万円です。

NISAを活用しない場合はどうなるでしょうか。積立元本1080万円は同じですが、配当金とキャピタルゲインに20.315%の税金が課せられるので、15年後は1705万円となります。

NISAを活用する場合とそうでない場合との差額は197万円となります。老後の大切なキャッシュフローですから、この額は決して小さいものではありません。NISAを活用して、資産形成を効率よく行っていきましょう。

*  *  *

長い期間、NISAを使うほどさらに得する!


<運用する条件>
・トータルリターン7%(うち配当利回り4%)
・毎月6万円ずつの投資を15年間継続

NISA口座、課税口座でそれぞれ投資を続けると…


【15年後の運用成績】
NISAを使った場合:1902万円
NISAを使わかなかった場合:1705万円
 → NISAを利用するだけで、197万円も差がつく!

【著者】
頼藤太希/株式会社Money&You代表取締役。中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。WebメディアやYouTube、書籍、講演などを通してお金の情報を日々発信中。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。

高山一恵/株式会社Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務め退任後、現職へ。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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※本記事は頼藤太希、高山一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。

著=頼藤太希、高山一恵/『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』

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