じつは国によって違う「果物」と「野菜」の分類の仕方

公開
更新
「果物」と「野菜」の分類について、はっきりとした定義はない

地球と太陽、誕生のひみつ。地球はいつ、どうやってできたのか?
『人類なら知っておきたい 地球の雑学』128話【全149話】


地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね。例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します。太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません。

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。


「果物」と「野菜」の分類の仕方は国によって違う


「果物」と「野菜」の分類について、はっきりとした定義はない。分類の仕方は国によっても違い、日本でも、生産・流通・消費などの分野で分類のしかたが異なってくる。

たとえば、日本の「食」を主管する農林水産省は、草の葉や実などを食べるもので毎年育てるものが「野菜」、木になる果実で何年にもわたって収穫できるものが「果物」と分類している。分類のポイントとなっているのが、毎年植えるかどうかという「育て方」。ただし、この分け方では、イチゴやスイカ、メロンは野菜になってしまう。そこで農林水産省でも、この三つは一般的に果実として利用されていることから、「果実的野菜」として扱っている。

一方、市場など民間の視点から分類すると、料理する必要があるものが「野菜」、そのまま食べられるものが「果物」となっている。たとえば、ウメの実やギンナンは木になることから果実といえるが、そのままの状態では食べられないことから野菜。同じ理由で、ミカンの仲間であるユズやスダチも野菜として扱われている。

ちなみに、アメリカでは19世紀に、トマトが野菜か果物かをめぐって裁判になっている。輸入業者と役所とのあいだで争われたこの裁判が起きたのは、野菜には関税がかかるが、果物にはかからなかったため。裁判の結果、1893年の最高裁で「トマトはデザートに出すものではないから野菜である」という判決が下されたということだ。

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

この記事に共感したら

Information

グレーのタグ

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント応募

新規会員登録する

読みものランキング

読みものランキングをもっと見る

レタスクラブ最新号

レタスクラブ '26 8月号

Mizukiさんの夏ラク時短レシピ

今号の料理特集は「Mizukiさんの夏ラク時短レシピ」。
本誌連載でも大人気のMizukiさんに、夏バテ防止にもなる、栄養満点の手間なしレシピをたっぷり教えていただきました!
レンチンおかずやワンパンパスタなど、暑い夏を乗り切るテクが満載です。

その他、火を使わない「体感“秒”副菜」や、おうちで作れる「麻辣レシピ」など、夏に作りたくなるレシピが満載。
料理企画以外にも、「夏のベタベタ床スッキリ解消」特集や、睡眠研究の第一人者である柳沢正史先生に教わる「質のいい眠り方」、無印良品やカルディコーヒーファーム、成城石井などで買える「1000円台以下のおいしい名品」、メイプル超合金の安藤なつさんと考える「認知症超入門」など、今知りたい情報が盛りだくさん。

また、この号は通常号とは別に増刊号と特別号があり、くまのプーさんの保冷バッグが付録に!
プーさんが蜂を見ている姿がかわいい「ハニーポットデザイン」(増刊号)と、原作のくまのプーさんやクリストファー・ロビンなどの仲間たちが勢ぞろいした「クラシックプー」(特別号)デザインの2種があります。
お弁当箱と水筒、カトラリーを一緒に入れることができます。高さがあるので、お弁当箱の上にミニサイズの保存容器を入れることもできる仕様のバッグです。

レタスクラブ最新号詳細