「評価できる取り組みだと思う」 職場に“保育園”を併設させる試みに期待の声

#くらし   
保育施設を併設させ親世代が働きやすい環境を提供


近年働く女性が増え続ける一方で子どもを預ける施設が少なく、育児をしながらの仕事が困難になってしまう親御さんたちも少なくありません。「子どもを預けたいのに預けられない!」という人も多く、東京都内を中心に“待機児童”の増加が社会問題に。

そんな中、いくつかの企業が“保育園”を職場に併設させる取り組みを行っており、全国の働くお母さんから注目を集めています。

 

コンビニの2階に保育施設を併設!


株式会社「セブン-イレブン・ジャパン」は、保育施設「セブンなないろ保育園」を開園させました。同保育園は0歳から2歳までの子どもを預けることができ、従業員のみならず地域の住民も利用可能。現在は「大田区池上8丁目店」と「広島中広3丁目店」の2階部分に併設されています。

大田区にある保育園の運営は、これまでいくつもの託児サービスを請け負ってきた株式会社「日本福祉総合研究所」が担当。「待機児童」の増加が社会問題となっている昨今、小さい子どもを育てている親世代に働きやすい環境を提供するのが保育園開設の狙いです。

コンビニに保育園を併設する試みは以前にも行われており、2014年には株式会社「ローソン」が「ハッピーローソン保育園」を開園。さらに子育て未経験の社員に向けた講座「ハッピーローソンプログラム」も実施しました。

増え続けているコンビニ併設型の託児サービス。ネット上では「色々問題はあるかもしれないけど、個人的には評価できる取り組みだと思う」「保育園の定員割れとか問題になっているし、職場に保育園が併設されるとすごい働きやすくなる!」「民間の大企業がこういった試みをしてくれると、待機児童問題解決のきっかけになるかも?」といった声が上がっています。

一方で「ちゃんとした“保育士”を確保できるのか心配。最近人材不足って聞くし…」「保育園としての質をどの程度まで維持できるのだろうか」といった懸念も。新しい保育園の行く末に注目が集まっているようです。

 

コンビニ以外にも保育園併設の試みが!


託児所併設の試みはコンビニ以外にも様々な企業が行っています。例えば食料品などの製造・販売を行っている「ネスレ日本株式会社」は2012年、霞ヶ浦工場に「ねすれっこ・はうす」という保育園を開設。「女性の感性・能力をさらに製品へ生かし、男性に育児参加を促す」ということを目的に、育児をしている社員のための職場環境改善を図りました。

さらに同年には「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」も、従業員向けの保育施設「JAXAほしのこ保育園」を設置。女性研究者の能力を活用するための環境整備に努めています。

次々と誕生する、企業併設型の保育園。今後もこういった試みが広がりを見せ、働くお母さん、およびお父さんたちが働きやすい社会になっていくと良いですね。

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