「活火山」とはどのような山のこと?

地球上で起きていること、どれだけわかる?
私たちが日常的に当たり前だと感じていることでも、あまり意識していないことや、知っているようで知らないことってありますよね。そんな地球に生きる私たちが知っておきたい「理系雑学」をご紹介します。太陽系を含む地球の歴史から、大自然や気候、動植物、資源など、地球にまつわるさまざまな疑問をスッキリ解説!
あらためて考えると、私たちはこの地球について、実はほとんど知らないのかもしれません。
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
日本の山で噴火するかもしれない山の数は○○以上!?
日本は世界有数の火山国である。実際、世界に約1500ある活火山のうち、7パーセントにあたる111もの活火山が、日本には存在している。
そもそも「活火山」とはどのような山のことを指しているのかご存じだろうか。じつはその定義は今と昔では変わっている。昔は、現在活動している、つまり噴火している火山は「活火山」、現在噴火していない火山は「休火山」あるいは「死火山」と呼ばれていた。たとえば富士山のように、文献によって検証可能な時代に噴火した記録はあるものの、現在休んでいる火山のことを「休火山」、記録がない火山については「死火山」という表現が使われていたのだ。
しかし、近年の研究によると、火山の活動の寿命は非常に長く、数百年程度の休止期間はほんのつかの間の眠りでしかないということがわかってきた。その結果、噴火記録のある火山や、今後噴火する可能性がある火山をすべて「活火山」とする考え方が、1950年代から国際的に浸透。現在では日本の気象庁でも、活火山とは「おおむね過去1万年以内に噴火した火山か、現在、活発な噴気活動のある火山」と定義している。
ちなみに、日本にある111の活火山のうち、噴火の前兆をとらえて警報などを的確に発表するため、気象庁が24時間体制で活動を監視している火山を「常時観測火山」という。発足当初は47火山だったが、2014年9月に発生した御嶽山の噴火災害を踏まえて、八甲田山、十和田、弥陀ヶ原の三つが追加され、現在では合計50火山がこれに指定されている。
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
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