「深夜にカツ丼食いに行ってんじゃねーの」のコメントがきっかけで爆誕!? 56万人が見守る大ヒット猫漫画の誕生秘話【著者に聞く】

ブログ『まめきちまめこニートの日常』で知られ、アニメ化でも話題を呼んだ、大人気ブロガーのまめきちまめこさん。その待望の新刊『メロとタビ』が、発売前に早くも累計7万部を突破し、Instagramのフォロワー数も56万人を超えるなど、いまSNSで大きな反響を呼んでいます。
本作は、まめきちまめこさんが愛するきょうだい猫たちをモデルにしたストーリーコミック。セリフはほとんど使わず、イラストのみで丁寧に紡がれる季節感豊かなエピソードが特徴です。クスッと笑えて優しく、時にちょっぴり切ない――。そんな愛おしい世界観が、多くの読者の心を掴んで離しません。
今回は、そんな『メロとタビ』の誕生秘話や作品にこめた思いについて、まめきちまめこさんにお話を伺いました。




ブログの読者のコメントがきっかけで誕生
――この作品『メロとタビ』が生まれたきっかけについて教えてください。
まめきちまめこさん:メロの体重が0.5キロ増えた漫画をブログに掲載したときに、読者から「深夜に車運転してカツ丼食いに行ってんじゃねーの」というコメントがありました。これをきっかけに「深夜にドライブするメロ」を妄想して漫画にしたことがきっかけです。創作コミックはエッセイ漫画と比べて大変なイメージがありましたが、思いのほか楽しく描けたので、「創作コミックも面白い!」と今も続けています。


――メロとタビはまめきちまめこさんの愛猫がモデルになっているかと思いますが、それぞれどんなキャラクターとして描いていますか?『メロとタビ』におけるそれぞれのキャラクター設定や、思い入れなどについて教えてください。
まめきちまめこさん:メロはとにかく食いしん坊、タビは繊細な感性をもつキャラクターです。それ以外の細かい設定は、ストーリーにあわせて「メロならどうかな?」などと都度考えているのであまりありません。

「この世界のどこかにいるかもしれない」と思ってもらえるように
――この作品『メロとタビ』を作り上げる過程で、特にこだわった点はどこでしょうか?
まめきちまめこさん:猫の視点で物語が進むので、極力絵だけで伝わるように頑張っています。どうしても絵だけだと伝わりづらくなってしまうものだけ、セリフや文字で補足しています。あとは、背景を描くのが本当は苦手なのですが、『メロとタビ』については「この世界のどこかにメロとタビがいるかもしれない」と思ってもらえるようできるだけ細かく背景や雰囲気を描いています。
――これまで発表されていた『まめきちまめこニートの日常 こまちとタビ』のような日常コミックエッセイと、今回の『メロとタビ』のような創作ストーリーの漫画作品で、作品を作る過程で感じた違い、特に難しかった点や楽しかった点などはどこでしょうか?
まめきちまめこさん:エッセイは話自体が自分の生活なので、毎日面白いことばかり起きるわけもなく、「ネタが無いな…」という日もあります。創作ストーリーは色々と話の展開を広げていけるのでとても楽しいですが、基本的に1話4ページと決めて話を作っているので、そのページ数で上手くまとめるのがたまに難しいです。

――これからこの本を手に取る読者の方に向けて、メッセージをお願いします。
まめきちまめこさん:前の質問で話したように、基本的にWeb上でお話を掲載する際は、ひとつの投稿で完結するようになっています。今回書籍でまとめた際には、1話だけの細切れではなく、1冊全体を通してより『メロとタビ』の世界にひたれるよう補足するストーリーやイラストを描き下ろしています。ぜひ書籍で手に取って読んでみてください!
取材・文=レタスユキ
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