【走れメロスなねこ】ねこには政治が分からぬ。けれど人一倍敏感なものは?

誰もが知ってる古今東西の昔話。色んな物語がありますが、そこにねこが登場したらどうなるでしょう? 原作では悲劇でも、ねこが登場するだけでゆるくてキュートなお話に変貌してしまうんです。
登場人物たちがねこに絆される姿には、「ねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!
赤ずきんちゃん、シンデレラ、一休さん、浦島太郎。そんな言わずと知れた数々の有名な物語も、ねこが加わっただけでひと味違った方向に!?
WEBアニメ『うごく!ねこむかしばなし』も大好評の、童話×ねこの癒やし系ねこまんがをお送りします。
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。
◆走れメロスなねこ


◆元となったむかしばなし
走れメロス
むかしメロスという青年が邪智暴虐な振る舞いをする王様に激怒し、意見を申し立てました。
メロスは捕らえられ、処刑されそうになりますが、親友のセリヌンティウスを人質にすることを条件に妹の結婚式に参加するため3日だけ猶予が欲しいと願います。どうせ戻ってくるはずがないと思っていた王様は承諾。メロスは途中で親友を犠牲に自分だけ助かろうと考えたりもしますが、ボロボロになりながらも約束の日までに戻ってきました。
戻ったメロスとセリヌンティウスは「お互いが裏切りや不義を考えた」ということでお互いに一発ずつ殴り合い、そして謝罪をします。その光景を見て、人を思いやるさまに感動し、改心した王様は2人を釈放するのでした。
◆変身のねこ


◆元となったむかしばなし
変身
ある日、セールスマンのザムザは目が覚めると巨大な虫になっていました。時間になっても仕事場に現れないということで会社の上司、両親、妹はザムザの部屋の前に集まります。
なんとか事情を伝えようとザムザは自身の姿を見せますが、皆は変わり果てたザムザの姿を見て攻撃をしてきました。どうしようかと悩むザムザを置いて、周りは徐々にザムザを見捨てる方向に考えを固めていきます。
事あるごとに傷つけられ、最後を悟ったザムザは、このまま自分が消えた方が愛する家族のためと悟り、家族から受けた愛情を思い出しながら息絶えていくのでした。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』
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