障害のある妹のため、志望校をあきらめた姉。母の負担を減らすためと自分に言い聞かせて

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『妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語』8話【全20話】


近年、SNSなどで注目を集めている「きょうだい児」という言葉をご存じですか?障害のある兄弟姉妹とともに育つ中で、家族関係や社会生活など、さまざまな場面で影響を受けることがある人たちを指します。

社会福祉士の国家資格を持ち、福祉の現場での経験もある漫画家・うみこさんによるセミフィクション作品『妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語』。実際の「きょうだい児」当事者への取材をもとに構成された作品です。

障害のある妹や家族のために、さまざまな思いを抱えながら生きてきた女性・透子。彼女の人生を通して、「きょうだい児」が抱える孤独や苦悩を描きます。

※この記事は、障害のある方々への差別や偏見を助長することを意図するものではありません。全ての人の人権が尊重される社会の実現を願い、そのなかで見えにくくなりがちな「きょうだい児」に光を当てることを目的として制作しています。

※本記事はうみこ、Sibkoto |シブコト 障害者のきょうだいのためのサイト監修の書籍『妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語』から一部抜粋・編集しました。


登場人物紹介

この家は全てが妹中心で回っている

中学生の透子は吹奏楽の名門校・愛美高校を目指して受験勉強していました。しかし、その志望校を知った母親からは浜白高校を勧められます。母親が浜白高校を勧める理由は、障害を持つ妹が通う予定の支援学校に近いためでした。自分に妹のお迎えをやってもらうことを母が期待していることに気づいた透子は…

浜白のパンフレット

母に浜白を勧められて

パパは応援してくれたのに

桃乃の世話をしているのはママ

パパは仕事が忙しくて

ママには休む時間もない

家計のためにパートにも出てる

一番犠牲になっているのはママだ


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