骨折した自分を責め、号泣…。瀬戸朝香さんを救った家族の言葉と、50歳目前の「前を向く工夫」

——家事や美容、体づくりなど、毎日続けていることはありますか?
瀬戸さん: 私は、ルーティンをガチガチに決めると続かないんです。「朝は絶対これをやる」とか、「毎日必ず運動する」と決めてしまうと、できなかった日に落ち込んだり、辛くなったりしますよね。だから、「今日は時間があるからやろう」とか、「今日は疲れているからやめておこう」とか、それくらいでいいと思っています。
最近は筋トレもしていますけど、テレビで今年の目標を「筋トレ」って言っちゃった手前、やっている感じなんです(笑)。でも毎日ではなくて、時間があるときに家でやるくらい。スポーツジムも、たぶん私は続かないので(笑)、自分でできる範囲でやっています。
——そういう風に言われるとホッとします(笑)。
瀬戸さん: いいと思います。誰もが毎日いろいろと忙しいですよね。仕事もあるし、家のこともあるし。全部を完璧にやろうとすると苦しくなっちゃうので、できる日にできることをやる。それくらいのほうが、結果的には続く、だから最終的になにかしらいい方向にいく、と思います。
5〜6キロ増「前みたいに戻らない」

——私は今40代後半ですが、日々体の変化を感じています…。瀬戸さんはそういった変化に無縁な気がしますが…。
瀬戸さん: いえいえ、子育てを優先して仕事をゆるやかにしていた時期は、好きなものをあまり気にせずに食べていましたし、子どもの残り物を食べたり、一緒にお菓子を食べたり。実はそうしているうちに、40代の半ばくらいで、マックス5〜6キロくらい増えていた時期があったんです…。昔は、仕事が始まる前に少し食事を調整すれば、比較的すぐに戻せていたんですよね。増えてもすぐに戻るだろうと思って「よし、落とそう」と思ったら、「あれ? 全然戻らない」って。
——それでどうされたのでしょうか。
瀬戸さん: 一気に何かをするというより、食べ方を変えました。子どもがいると、どうしても早食いになってしまうんですよね。自分のごはんを急いで食べて、子どもの残したものも食べて、みたいな。なので、まず「ゆっくり食べる」ことを意識しました。そうすると、以前より早く「もうお腹いっぱいだな」と感じるようになって。
——すぐに変わりましたか?
瀬戸さん: すぐではないです。1年、2年くらいかけて、ゆっくりです。食事のスピードや生活のリズムって、急に変えるものじゃなくて、少しずつ体についていくものなんだなと思いました。
昔だったら「早く戻さなきゃ」と焦っていたかもしれないけど、今は、時間がかかってもいいと思えるようになりました。
なんでも「続けられる」がいちばん

——食事以外でも、考え方は同じですか?
瀬戸さん: はい。美容も、すごく好きなんです。ヘアケアや新しいメイクアイテムなど、試すのが楽しいです。でも、「毎日絶対これをやる」と義務にしちゃうと、私の場合は続かない。気になるものは試すし、いいなと思えば続ける。でも、その日の体調や気分に合わせています。家事も一緒で、毎日全部ちゃんとやらなきゃ、とは思わないです。「今日はここまでで大丈夫」と思う日があってもいい。
——瀬戸さんでも、そう思うんですね。
瀬戸さん: 思いますよ(笑)。むしろ、そのくらいじゃないと続かないです。無理して完璧にやるよりも、自分が気持ちよく続けられる方法を見つけるほうが大事なのかな、と思います。
骨折して「迷惑をかけてしまった…」と泣いてしまった日
——いつも前向きな印象がありますが、最近で落ち込むような出来事はありましたか?
瀬戸さん: もちろんあります。実は最近、第一腰椎圧迫骨折をしてしまい、予定していたお仕事を休まざるを得なくなってしまったときは、本当に申し訳なくて…。「どうしよう。周りにご迷惑をかけてしまって……」と、本当に落ち込んで、家族の前で泣いてしまったんです。
——ニュースになっていましたよね。ご自身もかなりショックだったんですね。
瀬戸さん: そうですね。みなさんにご迷惑をおかけしてしまったことは本当にショックでした。自分が元気で動けることが当たり前だと思っていたのに、それが突然できなくなったことも落ち込みましたね。そんなとき家族みんなが、「今は休めっていうことだよ。しっかり休むことが大事だよ」と言ってくれたんです。
その言葉を聞いて、「落ち込んでばかりじゃなくて、しっかり治すことに専念しよう」と心を落ち着かせることができました。
——普段、気持ちの切り替えはどうされているのですか?
瀬戸さん: 「今は自分にとってこういうタイミングなんだ」と受け止めるようにしています。そうすると、少しずつ前に心が向いていく気がします。骨折の時は確かに落ち込みましたが、家族に声をかけてもらったことで改めて「確かに」とその言葉を思い出しました。何か悪いことがあっても、そんな風に考えることで心は軽くなるんですよね。
これからやってみたいこと

——いまやってみたいことはありますか?
瀬戸さん: そうですね。15歳でこの世界に入って夢中で走り抜けてきて、子どもたちも大きくなり、仕事との向き合い方も変わってきた今だからこそ、無理に急がなくてもいいのかなって。これからも感謝の気持ちを忘れずに、自分のペースで歩んでいきたいと思っています。
実は、そうやって自分なりに重ねてきた今の暮らしや、心境の変化、大切な家族との日々を、節目のタイミングで一度形に残しておきたくて、12月の50歳の誕生日前日に初めてエッセイ『好きなもの、大切な人、今の私』を出させていただくことになりました。海外で暮らす息子と娘も帰国して撮影に参加してくれました。
——お子さんとはどんな関係ですか。
瀬戸さん: なんでも話せるすごく良い関係ですね。 今回エッセイでも自分の人生を振り返る章があるのですが、やっぱり自分の人生で「家族」がすごく大切で、何があっても味方でいてくれる一番の存在なんです。家族と一緒に、日々の生活を大事に積み重ねていくことが、私にとって何よりのパワーになっています。
撮影=松井伴実/取材・文=YYY
Information
『好きなもの、大切な人、今の私』
50代を迎える瀬戸朝香、初のライフスタイルエッセイ!ルーティン、美容、結婚、子育て。リアルな「暮らし」とこれまで語ってこなかった心の内を本書で初めて明かす!長男&長女インタビュー&家族撮り下ろし写真も初披露!
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募
「「紀文 『おでんには魚河岸あげ(R)』 QUO カード」(1,00…」
ふんわりなめらか食感がやみつき!おでんにイチ推し「魚河岸あげ(R)」
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
-
1位大切な人を支えられるか…夫婦が選んだ「その時」まで。1年後、私の夫は安楽死をする/終末パートナー(1)
-
2位お金持ちの双子ママなのかな…?公園で会ったお揃いコーデの親子たち/親友は2人もいらないでしょ(1)
-
3位同棲する彼からの生活費はたった2万円!? それなのに「残ったお金は好きに使っていいよ」とドヤ顔…どうすれば?
-
4位抜擢された衣装作りに勤しむ姪っ子。毎日無理をしてまで尽力した結果は/かわいすぎる人よ!4(1)
-
5位「近所で買い物するだけだし」すっぴん姿でママ友にバッタリ!【“生きづまる”私たち~あきほのやっかみ】(1)
読みものランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細



