ゴシゴシ洗いはNGだった!? 雑菌を残さない正しい手洗い方法

#くらし   
流水洗いで小さな雑菌を撃退!


子どもの外遊びやガーデニングなど、梅雨も明けて外に出る機会も多くなる季節。土や砂で汚れた手を洗う機会も増えますよね。しかし実はゴシゴシとこする手の洗い方では、雑菌が落ちないことも…。今回は知っておきたい“手洗い”の新常識についてみていきましょう。

手をゴシゴシ洗うのはNGだった!?


6月8日放送の「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」(テレビ東京)では、芝大門いまづクリニックの今津嘉宏院長が登場。手が汚れた時に、両手をすり合わせてゴシゴシ洗うのはNGだと明かしています。

今津院長によると、手をこすると目に見えない雑菌が手のシワや指紋の間に擦り込まれて、落ちなくなってしまうのだそう。そこで今津院長は、番組で「雑菌を残さない手洗い」方法を実践してくれました。やり方は一切手をこすらずに、勢いよく流した水に手のひらと甲の両方を当てるだけ。これにはスタジオの井森美幸さんも「うそ~!」「あれ、落ちた~?」と驚いたよう。

今津院長は、粒子の小さい雑菌はこするのではなく水を勢いよく当てことで洗い流せるとコメント。番組ではこすり洗いと水を勢いよく当てる流水洗いのどちらがより雑菌を落とせるのか、雑菌と粒子の大きさがほぼ同じ墨汁を手につけて実験しました。その結果、こすり洗いより流水洗いの方が、墨汁をきれいに落とすことができると判明。

ちなみに土やほこりなど目に見える汚れもついている時は、まず目に見える汚れを軽くこすって洗い流し、仕上げは流水で洗い流すといいそう。これには視聴者も「手を洗う時、その方がいいと思ってめちゃくちゃこすってた!」「私はいままで手に雑菌をすりこんでたのか…」「ゴシゴシするのが逆効果になってたんだね」と驚きの声が上がっていました。

オフィスのキーボードは共有トイレ並みの汚さ!?


【写真】汚れやすい手の甲&指先をしっかりケア


ハンドソープ「キレイキレイ」の公式サイトでは、手洗いに関する豆知識を紹介。きちんと洗ったつもりでも、意外と汚れが残っているのが「指先」「指の間」「手首」です。特にオフィスで夕方まで働いた手を部位別に調べた結果、手の甲と指先が特に汚れていることが判明しました。

毎日使っているキーボードやマウスパッドには、共用トイレの入り口ドア付近と同じくらいの汚れがついているそう。仕事の途中で何かを食べるときはきちんと手を洗うか、ウエットシートや消毒液を活用するのがおススメです。

雑菌の繁殖も多くなる季節。効率よく手を洗って清潔に保ちたいものですね。

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