たくさん持ちすぎていて散らかる!そんなタイプの「ものの捨て方」は?

#くらし   
欲張りな リスタイプ の捨て方


“もの”をとにかくたくさん持っているのが安心なタイプは動物で例えるなら「リス」タイプ。そんなリスタイプの心理は、いざというときのために、ものは多めに持っていたいというもの。実際に、たくさん持っていたことで、人から注目を浴びた経験があるのかも。そのため、無理に捨てると不安でリバウンドしてしまいます。自分はものが多いタイプだと自覚して、それをいかに散らからないようにするかが大切です。

収納からあふれる”ことで散らかるのがNGポイント


どんどんものを買い足してしまうので、必然的に収納はパンパンに。さらにここからあふれたものが、部屋を圧迫しているはず。

キッチンの戸棚に詰め込まれた、紙皿などの使い捨ての食器類。使う頻度が低くても、来客時や災害時など、いざというときに役立つもの。「自分が必要と思うものは捨て過ぎなくてもOK。管理できる量を決めることで、より対応力のある人になれますよ」。

キッチンの戸棚に詰め込まれた、紙皿などの使い捨ての食器類


☆欲張りなリスタイプへの処方WORDS☆ 残したいものだけぴっちり詰め込んでいいよ

ものが多くても 使いやすくなって ハッピー


欲張りなリスタイプの捨て方はズバリ「収納からあふれる分だけ捨てる」


リスタイプは、収納からものがあふれ始めたときが捨てどき。中身を見直して、必要と思うもの、残したいものからしまいましょう。

ふたつきの箱が ベスト!


●もののMAX量を決めておく

おすすめは、ふたつきの箱収納。「入れたいものに合わせたサイズを用意。これならMAXの量を把握でき、増え過ぎを防げます。ただしあふれたら、必要ないと思えるものから処分して」。

【写真を見る】すぐ取り出せるように立てて


●ざっくりでいいから使いやすい仕分けを

ただし、量が多いと中身が把握しづらいため、使いやすい工夫も大切。「上から見て、一目で何が入っているか分かるように、種類ごとにエリア分けを。立てて収納すれば、さっと取り出せます」。

☆それでも捨てられなければ…バザーや公共のリサイクルに出して、人の役に立ててみましょう

自分が持っているものが誰かの役に立つと、喜びを感じやすいのがリスタイプ。「捨てられないものは、地域のバザーやボランティア団体などに積極的に寄付を。親せきなど、譲り先を決めておくのも◎」。

LET'S TRY!! 欲張りなリスタイプ代表 編集Mがやってみた!


① カゴからあふれているバッグを見直す

「積んでいるせいで、使っているのは上にあるものばかり。下のほうは存在すら忘れているものも」

カゴからあふれている バッグを見直す


② お気に入りのバッグからカゴに立てて収納

「格段に出し入れしやすい! 服に合わせてバッグ選びも楽しみたいので、この量が私にぴったり」

古くなったバッグを処分


●古くなったバッグを処分!

「使い古したものや使いにくいものはこの機会に処分。本当に必要ないバッグだけを捨てたので後悔や罪悪感はありません!」

撮影/原田圭介 イラスト/ももろ 取材・文/鈴出智里 監修/丸山郁美

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Information

☆教えてくれた人
丸山郁美さん
勇気づけホームオーガナイザー。片づけがうまくいかなかった自身の経験を生かし、アドラー心理学を取り入れた「勇気づけのお片づけ®」を提案。セミナーを通して自分らしく片づけられる方法を伝えている。著書『あなたのお部屋がイライラしないで片づく本』(かんき出版)


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