家を買うなら地価と助成金をチェック！東京の住みやすい街は高円寺、二子玉川、門前仲町…
今年の10月に消費税率10％への引き上げが予定されていることもあり、それまでに“大きな買い物”を検討している人も少なくないはず。
その最たるものといえば、家。
駆け込みでの住宅購入にまだ間に合うこの時期に、まず知っておきたいのが地価と助成金です。
街によって、当然地価の高さも助成金の手厚さも異なります。
それが家を建てる場所選びひとつの指標になるはず。
ということで、資産形成の達人・ファイナンシャルプランナーの伊藤 亮太さん監修のもと、地価と助成金という観点から東京で家を建てるのにオススメの街を紹介します！
1、杉並区。注目は高円寺駅周辺
▶平均地価は56.1万円/1㎡
杉並区の平均地価は56.1万円/1㎡（※）。なかでもオススメは高円寺駅周辺です。
「高円寺純情商店街」など多数の商店街があり、買い物に便利なエリア。
高円寺四大祭りといわれる「阿波おどり」「大道芸」「演芸」「フェス」も毎年開催されています。
「杉並子育て応援券」のほか、「乳幼児医療費助成（通院）対象年齢」と「乳幼児医療費助成（入院）対象年齢」は中学生までが対象で、医療費負担が軽減されるのもうれしいところ。
【「杉並子育て応援券」を配布！地域に根ざした子育てなら杉並区】
杉並区では、一時保育、子育て相談、子育て講座などの有料の子育て支援サービスに利用できる券が配布（有効期間あり）されています。
利用者が選んだサービスを提供した事業者に、杉並区が応援券相当分の代金を支払っているのだとか。
1人の子どもにつき年間2万円～ 4万5,000円分が交付され、保護者の所得制限もありません。
2歳児までは無償の応援券、3歳児からは有償の応援券が用意されていまし。
子育てを考えるなら、杉並区はオススメです！
2、世田谷区。注目は二子玉川駅周辺
▶平均地価は70.9万円/1㎡
世田谷区は、平均地価は70.9万円/1㎡。オススメは都内最大級の民間複合施設「二子玉川ライズ」がある二子玉川駅。
飲食店以外に、オフィス、病院、図書館、映画館も設置され、駅周辺で全てが完結します。
駅前から離れれば、多摩川の自然が広がり、水と緑も豊か。
ファミリー層に手厚い助成金が多く、「子ども医療費助成」は中学生までが対象となっています。
【子どもの医療費を助成（通院・入院）！充実した子育て支援なら世田谷区】
世田谷区では、0歳から15歳に到達後最初の年度末（中学生）までの医療費（通院・入院）の健康保険診療内の自己負担額を助成しています。
子どもの年齢に応じて「乳幼児医療証」または「子ども医療証」を交付、更新手続きは不要、毎年10月に更新されれます。
対象の子どもが世田谷区内に住所があることが要件。
子育て支援を充実させたいなら、世田谷区おすすめです！
3、江東区。注目は門前仲町駅
▶平均地価は64.1万円/1㎡
江東区の平均地価は64.1万円/1㎡。オススメは下町情緒が残る門前仲町駅。
300年以上の歴史がある「深川不動堂」、その表参道の「人情深川ご利益通り」には商店が並びます。
富岡八幡宮では深川八幡祭りや縁日も開催。地域コミュニティーに安定感があり、治安も良く、地域と寄り添った子育てができます。
子育て支援のほか、地球に優しい「地球温暖化防止設備導入助成」も実施しています。
【地球温暖化防止設備導入を助成。伝統の街で粋なエコライフなら江東区】
区内に太陽光発電や省エネルギー設備等を導入する個人・事業者・管理組合等に対し、設置費用の一部を助成し、地球温暖化防止対策を推進しています。
同一住宅につき、助成対象設備の種類ごとに過去5年以内で1回限りとなる点に注意が必要。
申請は工事着工前に行い、期限日までに設備導入完了報告書の提出が必要。
助成額は設備により異なります。エコライフを送りたい人は、江東区へ！
このほかにも、地価と助成金という観点から済みやすい街がまだまだあるんです。
「家を買Walker 2019新春号」（東京版）でも人気の街が特集されているので、「家を買おう！」と思った時に参考にしてみては？
※地価情報は、市・区を対象とした2018年12月現在のものです。過去3 ヵ月の間に「LIFULL HOME'S」に掲載された物件の中から独自に集計した平均価格をもとに、独自に算出（「LIFULLHOME'S」HPに掲載された100㎡あたりの地価÷100の値を、小数第二位を四捨五入）したものであり、不動産価格を保証するものではありません。
