“だらしなさが詰まったロングブーツ”がピカピカに! 革製品の“風合い”を活かすプロのクリーニング方法

#くらし   
革製品のクリーニング方法とは?


ブーツやライダースジャケット、カバンなどの革製品はオシャレなファッションには欠かせないアイテム。

しかし自宅で洗うことができないため、手を出しづらいという人も多いかもしれません。

そんな時は、プロにクリーニングを任せるべき。

“スゴ腕掃除人”のテクニックは目を見張るものがあります。

「だらしないの極み」と酷評されたブーツがピカピカに!


昨年12月に放送された「たけしのニッポンのミカタ!」(テレビ東京系)では、スゴ腕掃除人のテクニックを特集。

家庭では洗えない革製品をキレイにするプロの技が紹介されました。

同番組は、2年間もお手入れしていない革製のロングブーツを用意。

年間4000点の革製品をクリーニングしている「美靴工房」へ持ち込むことに。

このブーツは“こすれた痕”や“雨のシミ”“白カビ”などが目立つ状態。

汚れ具合を見た美靴工房の女性は、「汚れの要素が全部詰まってますね」「だらしないの極み」と酷評しています。

女性は早速、だらしなさが詰まったブーツの掃除を開始。

まずエアブラシで汚れを落とし、革専用の溶剤を混ぜた水でブーツをゴシゴシと水洗い。

スタッフが「水道水で洗ってはダメ?」と質問すると、「絶対にダメです」との回答が。

水道水で革製品を洗うと、乾燥して革がカチカチになってしまうのだとか。

その後、靴の中の磨きを開始。

中に溜まった水を出してみると、なんとダニの死骸やハウスダストなどのゴミが大量に出てきました。

靴をキレイにしたら、保湿剤を混ぜた水で革に油分を補っていきます。

洗浄が終わったら乾燥機に1日かけ、乾燥したらクリーニングは終了。

そのあとは、目立つ傷のお手入れをすることに。

革専用の染料をハケで塗っていくのですが、プロは革の“風合い”を重視。

色が変わるシワ部分は染料の色を少しづつ変えて、風合いを活かしていきます。

クリーニングと色の補修が終わったロングブーツは、見違えるほどキレイになっていました。

革製品のクリーニングを業者に依頼する人も多く、SNSなどには「革ジャンをクリーニング屋に出したら新品みたいになって帰ってきた」「革靴のクリーニングに大満足。艶がある部分と着古した感じが相まって良い!」といった声が上がっています。

自宅でできるお財布の掃除法とは?


【写真】お財布のお手入れは自宅でできる!


番組では、家庭でできるお財布のファスナーの洗い方も紹介。

用意するのは、漂白剤の入っていない中性洗剤と歯ブラシ、タオルだけ。

ファスナーの下にタオルを敷いたら、水で薄めた食器用洗剤を歯ブラシにつけて磨いていきましょう。

仕上げに水をつけた歯ブラシでこすって、軽く拭き取ればお掃除完了。

革製のお財布でも、コットン部分であれば自分でキレイにすることができます。

もちろん革製品のお財布もクリーニングに出すことができますが、長く使うために大切なのは日々のお手入れ。

柔らかいブラシや乾いた布で表面の汚れを落とし、保湿クリームを塗るだけで驚くほど長持ちします。

また、革の財布は定期的に防水スプレーをかけて保護力を高めておくことも大切。

スプレーを吹きかける際は、財布から離してシミができないように注意が必要です。

せっかく購入した革製品は長く使いたいもの。キチンとケアして、長く付き合っていきましょう。

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