【クイズ】どうしたらゆで卵をキレイに剥ける? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(20)

#趣味   
どうしたらゆで卵をキレイに剥ける?


「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!

子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第20回目をお送りします。

◇ ◇ ◇

ゆで卵の殻をキレイに剥(む)く方法


ゆで卵の殻をキレイに剥くのは、意外とたいへん。これは、薄皮がゆで上がった中身にへばりついてしまうからだ。皮が貼りつくのは、白身に含まれる二酸化炭素のせい。新鮮な卵の白身には多量の二酸化炭素が含まれていて、ゆでた際にこの二酸化炭素が膨張し、白身が殻の内側の膜に押しつけられてしまう。

卵の殻をキレイに剥くにはいくつかの方法がある。一つは、ゆで上がった直後に氷水に漬ける方法。冷やされることで中身だけが縮み、皮が剥きやすくなる。

もう一つはゆでる前に二酸化炭素を抜く方法である。卵の尖(とが)っているほうとは反対側の部分に、軽くひびを入れておく。すると、このひびから二酸化炭素が抜け、中身と皮がくっつきにくくなるのだ。

もっとシンプルな解決策は卵の「鮮度」を落とすことだ。冷蔵庫に5日ほど置いておいた卵は、表面の細かな穴から自然と二酸化炭素が放出されているので、白身が膨張することがない。そのため、殻を剥きやすいだけではなく、食感もプリプリしている。

ゆで卵を作る時は、冷蔵庫にしばらく置いておいたやや古めの卵を使えばいい。これで、皮の剥きやすいゆで卵ができる。

監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)

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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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