「台風」「ハリケーン」「サイクロン」はどう違うのか 誰かに話したくなる地球の雑学(69)

日本の裏側は本当にブラジル!? フグが自分の毒で死なないのはなぜ? きっと誰かに話したくなる理系のウンチクを、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から1日1本お届け!
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「台風」「ハリケーン」「サイクロン」はどう違うのか
海外からのニュースで、ハリケーンやサイクロンの被害が報道されることがあるが、そもそも台風と何が違うのだろうか。また、ほかにタイフーンという言葉もあるが、これは台風と同じなのか。「台風」「タイフーン」「ハリケーン」「サイクロン」は、いずれも熱帯性低気圧である。このうち「台風」は日本だけで用いられている名称で、その基準も日本独自。最大風速が秒速17.2メートル以上に達したものが台風である。
「タイフーン」「ハリケーン」「サイクロン」は、国際基準によって最大風速が秒速32.7メートル以上に達したもので、発生した海域が北西太平洋なら「タイフーン」、北大西洋・北東太平洋なら「ハリケーン」、インド洋・南西太平洋なら「サイクロン」となる。これ以外の海域では海水温があまり高くならず、水蒸気が発生しにくいなどの理由で熱帯性低気圧が発生しにくく、発生してもあまり発達しない。
日本でニュースを見ていると、台風の数は多いのにハリケーンなどは数が少なく、しかもそのたびに大きな被害を出しているように感じるのは、基準となる最大風速がそれだけ大きいからである。「台風」と「タイフーン」は発音が似ている。これについては諸説あるが、もともと中国や台湾で暴風を「大風」といっていたのが、ヨーロッパを経て逆輸入され「台風」になったのではと伝えられている。
日本では明治時代中頃に当時の中央気象台長が「颱風」と命名し、それが1946年に当用漢字の制定から「台風」と表記されるようになった。
著=雑学総研/「人類なら知っておきたい 地球の雑学」(KADOKAWA)
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