会社の人に迷惑がかかると思うと、妊活に踏み切れません【お悩み相談】

#くらし 

夫との関係、義実家との付き合い、仕事やキャリア、ママ友などの人間関係……。毎日がんばって生きていると、悩みは尽きませんよね。そんなお悩みに、専門家がアドバイス。
■相談者プロフィール

カメすけ(35歳女性)

2つ上の37歳の主人と2人暮らしです。子どもはまだいません。お互い別の会社でフルタイム勤務です。

お悩み相談


結婚3年目の夫婦ですが、子どもはまだいません。妊活のタイミングについて、夫婦で意見が割れて悩んでいます。

もともと主人は子どもが好きで、結婚する前から子どもがほしいと言っていました。私も結婚するからには子どもをもうけたいと思っていたので、その点については意見が一致していることを確認して結婚に至りました。

結婚してからは、何度も「子供を作ろう」と提案されました。しかし、そのたびに会社を理由に断ってきました。というのも、職場では産休や育休を取得している人が常にいる状態なので、私がさらにここで仕事に穴を開ける訳にはいかないと考えているからです。最初は主人も納得してくれましたが、3年も経ってくると苛立ちがあるようで、妊活を巡って度々衝突しています。追いうちをかけるように私の両親や義両親の孫コールも始まって、会社と私生活の板挟み状態です。

最近では、このことが原因で夫婦仲が悪くなってきていると実感します。一緒に食事を取る回数も減りましたし、一緒にいてもあまり会話やスキンシップがなくなったなと思います。

決して、会社側に「今は妊娠するな」といったたぐいのことを言われているわけではありませんし、仮に妊娠・出産で休暇を取っても嫌な顔はされないと思います。福利厚生がしっかりとしている会社であり、女性の働き方にも非常に理解のある会社なので、その点は心配する必要はないと思っています。ただ、自分が任されている仕事をほかの人に丸投げしてしまうのが申し訳なくて妊活に踏み切れません。そしてマゴマゴしている間にまた新たな仕事を任され…という状態です。

私も子どもがほしいと思います。夫婦共に年齢的にも今が子作りの適齢期ですし、妊活してすぐに妊娠できる保証もありませんので、妊活を早めに始めるに越したことはないというのは分かっています。でも育休・産休を取得する人が続いて、私が休むわけにはいかないこの状況どうすればいいでしょうか?

「うまく頼る」ことも妊活スキル。子育ての一歩を踏み出して


お仕事をしながら妊活をしていると、会社と私生活のバランスをとることが難しいですよね。
どうしても自分よりも周囲を優先しがちになりますが、育児がスタートすれば、いろいろな人の力が必要です。子育ては、「自分のためにうまく他人に頼るスキルを上げていくこと」ともいえます。

幸い、会社は女性の働き方にも理解があるようです。まずは妊活、子育てと仕事をしていくための一歩として、ご自分の仕事を同僚や上司に助けてもらう、ということを始めてはいかがでしょう。

ヘルプを出すことに慣れてくれば、仕事もプライベートも、負担がぐっと軽くなってくると思います。人に頼るスキルも妊活では重要です。もし相談者さまが周りのサポートで妊活できたなら、相談者さまが時間に余裕ができた場合、その恩返しとして妊活や育休を取る人をサポートしてあげてください。
一日も早く、ご家族と笑顔で過ごせるといいですね。

■回答者プロフィール

嘉納幸子

臨床心理士・公認心理師・社会保険労務士・通訳案内士(英語)。マスコミ勤務を経て、弁護士・医師など専門職へのメンタルコンサルテーション・講義ほか、家族問題、貧困問題、労働問題など幅広い分野に精通。

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)