体中アザだらけだった…!?実母といても私は過酷な境遇だったの?/母親に捨てられて残された子どもの話(10)
「男と逃げた」「子どもに暴力を」到底受け入れることのできない、疑いたくなるような母親とゆきの過去。そんな事実を突然祖母から突きつけられたゆきの体は悲鳴をあげてしまいます。
家庭環境、とくに親の言動が子どもの発達に及ぼす影響は大きなもの。子どもは親を選べず、たとえ異質な環境であっても、自分の置かれた境遇に気づく術を持ちません。親子の信頼関係を構築することがどれほど大事か、考えさせられます。
著=菊屋きく子/『母親に捨てられて残された子どもの話』(KADOKAWA)
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